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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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疑心暗鬼と犬の願い

今朝は雨。

そのせいかな? 何となく穏やかな空気が私とオイの間に漂う。

静かに放っておくつもりでも、ダニはあれから2匹も付くし、膿皮症は片方が治りかけたところに、反対の足に発症。平日に爆竹も鳴るわ、ドカ〜ン菓子も再び登場するわで、なかなか思ったようにはいかず。

一昨日から、暑さに耐え切れず、クーラーを効かせた部屋でオイと寝た。今年は学生運動のバリケードのようなサークルを寝室に設置するのはやめて、簡易クレートを購入。

初日、オイがガチャガチャ動き出して、目を覚ました。しばらく様子を覗っていたけれど、異常が無ければ、この程度の環境の変化で、こんなに騒ぐ事は有り得んッ!と飛び起きた。

結果、酷い下痢だった。

いつものように、『草を食べて、すっきりしておいで』と庭に出そうとすると、え?っという顔をして、“今は食べたくないので、外に出さしていただかなくても・・・・”

片付けをし終えて迎えに行くと、庭の踏み台の下でちんやり丸まっている。こういうのを見ると、犬の願いって、何てささやかなんだろうと思う。

クレートに戻されて、眠りに入って行くオイの鼻息を聴いていると、疑った自分が恥ずかしい。そして下痢の原因は、与えた牛骨だったと気が付くんだよね。

7-6-1.jpg

ダンナがいる日曜日は、オイもクーラーのご相伴に預かる。
普段は午前中は庭で。
午後は納戸で扇風機がお友達。

7-6-2.jpg
あ〜ぁ〜










お留守番をお願いします。

母の実家で棟上式。

父に用事があって、私に運転手の白羽の矢。

12時間ほどの留守になる。当然、犬はどーする?と言う事になる。
父に預けても、一緒に連れ行くのも良し、と母。

そこには、こんなにスンバラシイ、川がある。水質も水温も最高。

犬と遊ぶのに、これ以上の場所は、そうはぬわ〜い。
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ここはプーケットと言っても、80歳以上なら、大丈夫。



しかし、今回は、家でお留守番させる事にした。

ペット・シートを納戸の隅に置いていくから、頼む、我慢しないでおくれぇ〜!

でも、静かに、安全に過ごせるなら、恐らく12時間程度では、あのコはしない。それだけ我慢可能な膀胱はあるように思う。(なのに、散歩では我慢できない)



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母の御祖先さまは、ガーデニングが趣味だったらしい。
子孫の私も大好きですわ♪




夕方6時。帰途、道程の2/3に残して、トイレ休憩。

オイの午後の排泄は、通常、3〜4時。遠慮しなくっていいんだよぉ〜!オイ。
思う存分、するんだよ〜!


8時、帰宅。案の定、オイ、排泄しておらず。
促しても、慌てて駆け込むこともなく、まだまだ余裕の素振り。床に謎の染みあり。多分、胃液。そのせいか、苛々。そして興奮。

                      

                    



東京の叔母が、こちらで泊るというので、妹もイノシシ・ベイビーを連れて里帰り。

翌日、揃って外食。テーブルで暴れる、イノシシ・ベイビーのお相手を交代で。

個室を出て、廊下を好きなように歩かせていると、振り返って、こちらにおいで、おいで、する。

なんちゃって!ベイビー・サインの1つで、“おっぱい”と“おいで”がこんがらがっているらしい。が、実に上手に発信していたよ。イノシシのコ、ただいま、1才1ヶ月。

お前のサインは、『 は〜い わかりまちたよ〜』 

躊躇なく応じられるのが、いいわ〜。





意地悪

雨の日曜日。

お墓参りに山に。いつものようにお蕎麦をたらふく食べて、帰宅。

それから留守番していたオイと、そのままお昼寝。

目が覚めて、伸びをしたりウニャウニャ言っていると、オイも自分の場所で、“ぷしゅー” “ほぇほぇ〜ん”と破裂音やら、気の抜けたアクビ。これがふんぎりの悪い、私たちの目覚めの掛け声。

あんまりにも私が寝すぎていると、『こいつ大丈夫なんだろうか?食事や排泄はどうなるんだろうか?』 とことこ、私を観察しにやってくる。

そして、ソファの端に顎をぴったり付けて、気が付いてもらえるのを待つ。昔は不仕付けに匂いをクンクン取ったけれど、今は神妙な顔をして、じーっと待っているのが可笑しい。


『オイ、牛乳、持って来て!』 
ソファに寝転んだまま、唐突に大声で、どうやっても不可能なコマンドを出した。

牛乳はオイの語彙にしっかりとある大好物。
本当に意地悪。
オイ、遠くを見つめて、虚ろな顔で硬直。

『はやく。ぎゅ・う・にゅ・う 持って来てっ!』
ますます、目が逃避。明後日にいっちゃって、白目が見える。



3秒後、オイは2、3日前に床に脱ぎ捨てたままだった靴下を、私の顔の横にポトッと落とした。



見つけてくれて、ありがとう・・・・・


あなたって素敵ね、オイ。










園芸問題

庭の改造計画、なかなか進まなかったのが、やっと来週から動き始める。

思えば、長い間、園芸会社のFさんと交戦の日々が続いている。

『マロニエがいいの。赤い花が咲くのが希望よ』 
→ アレルギー喘息のある人にはむかないね。

『ハウチワカエデがいい』 
→ あんな大きな葉っぱでは、秋になるたび、夜、孤独に道路を掃いてる奥さんの姿が想像できる。

『りんごが可愛い』 
→ 廃木をもらってきても、植え付けにすごい金がかかる。

『うらじろが素敵!』 
→ うどんこ病の木と間違えたよ。グロテスクな不気味な木じゃねぇ?

『ホープシーは?』 
→ いつまで経っても姿の変わらん、面白みの無い木。ウチにあるけど、何ならあげるよ。え?買えば高いの?じゃあ、やめた。

『白樺』 
→ すぐに大きくなるのと、虫が付く事を覚悟でね。3本は植えてね。

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 『奥さん、そんな木を選ぶなんて、公園でも造りたいの?』と彼は訊く。


こうやって、ことごとく私の希望は跳ねつけられる。Fさんの提案も、『そんなの当たり前過ぎて、嫌』と私に拒絶される。お互いのチェック機能が、とても厳しい。そのため、肝心な、『オイに木陰を作る木』 は、いまだに決まらない。

今年は日除けシートも付けてもらう事にした。取り付けしてもらっても、正規に購入するより、ずっとお値打ちになった。これで少しは夏が過ごしやすいかな?

それにしても、今日は1日、蒸し暑かった。

オイには一番苦手な気候ではないかと。なので、遊びも運動も無しで、今年初めてのS高原を歩いてみたり、丸坊主の浮かれ子ザルの集団を見学したり。久々の散歩に、オイは、ちょっとドギマギ。



ご近所ガーデンへの道

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尾長鶏とオゥシーは遺伝子学上、同系だ。
しかしオゥシーの方がずっと気が小さいと専門家は言う。




『日本の一番良いところ、それはドレス・コードの無いところ』

お気に入りのレストランに食事に行くのに、ダンナはお気に入りの下駄を履く。

『やめて』 と言ったら、この返事とカラ〜ン、カラ〜ン、私を馬鹿にしているのか、鳴り響くよ、下駄の音。

絶対、他人の振りして、時差を発生させて席に着きますから、先に行ってねっ!

レストランの前庭に美しい木があって、見惚れていたら、図らずも宣言通りになった。

夕闇の中で、偶然、庭の手入れをしていたマダム(そういう感じ)に声をかけられて、庭談義のとても楽しいひと時。(ダンナが、何してるんだよ?俺と同じのをオーダーしていいんだな?と大声で訊いてきた時を除く)

マダムにお薦めの園芸屋さんを紹介していただいた。

山梨の白洲、道の駅の裏。尾白川渓谷はいつかオイと絶対行きたいところなので、これは嬉しい。

もう1つは、な〜んと!ウチから歩いて5分のところだった。

早速、相棒、オイを連れて散歩がてら出かける。オイ、久々に取り出された散歩用リードを見て大興奮。迅速に『付け』に入り、門から出ても脚側位置を守り、抜かりなし。

しかし土手に向かわず、山に近づくにつれて、序所に“葛藤&混乱”が脳みそを占めているのがわかる。この山が、サル山だからかなぁ?でも今はリンゴも実っていないし、サルがいるとは思えないんだけど。

ガーデンは、この地元では考えられないお洒落。お値段も良いらしいが、確かに樹形が良いものが揃っている。欲しいノルウェー・カエデもコニファーもあった。

片隅で待たされていたオイ、フラフラと立ち上がって怒られる。奥さんに、『まぁ、凛々しい顔のワンちゃんねぇ〜』と言われるが、舌がめくりあがって、息も荒く、『か、勘弁して下さい』の情けない表情。

キミは3000里を駆け抜けて来たのか?と訊きたくなるよな疲労困憊の歩様で、一挙に老け顔になったオイと帰る。

『しっかりしろよ!元気だせよ!』 オイに気合を入れながら帰る。



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