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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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胸郭は開いている?犬間(ケンカン)距離は充分?

日曜日の夜は、バンバン花火が挙がる。

耳が砂漠のキツネのように突っ立って、目はペコちゃん。お口が般若です。ガタガタ ブルブル。床の上で身動き取れなくなってしまいました、オイちゃん。

ハウスに入れたところで収拾付かないし、一体、どーしたもんだべ?と思っていると
『わ、わたしを・・・どうか・・・・』 オイが私の顔を見つめて言う。このコに安楽死を頼まれたら、応じるんだろうか、私?とフッとこんな思いまで過ぎるほど、辛そうに訴えてきた。

私では役者不足も甚だしいよ。


前日に行ったS高原は、とっても綺麗だった。
7-12-1.jpg
霧が流れてきて、夕日がとても幻想的だった。

しかしオイは体に警戒の硬さがありあり。ここに来たのは、調子に乗りすぎの失敗。
しかもアゴにダニを付けてしまって、痛い思いをさせた。

ブッブーの赤信号!!!
オイを弄り回し過ぎ。大至急、自分達に必要な距離感をキープして、お互い、静かに心を落ち着かせましょう。油断すると、私はすぐにオイに関心過多になってしまうのだから。



あんまり参加できないが、スポーツ・ジムの太極拳のクラスが、とても愉しい♪ 見るに見かねるのか、私にパッと飛びついたように、手取り足取り教えてくれる親切なおばさんもいる(笑)

ヨガのクラスでは、『胸郭が開いていない』と指導を受ける。胸郭。ハートのチャクラ、愛情を司る大切な場所でありながら、そこが開いていないとは、私は愛を供給しない女なのか?受けるばっかりで。

『アレッ?胸郭が開いていないと思って見たら、本人、真面目にやっていて、怠けているんでもなかった』と先生に言われる(爆) こういうのは、とてもおかしく笑えマス。

7-12-2.jpg


ゴッホ作 夕日。向日葵の姉妹作と言っても、いいかなぁ〜?










正しくない状況ならば・・・

エンジェル・カードを引いてみたら、
『正しい状況にありません』

そうなんだよ、そうなんだよ。

そして今日、昔、指導を受けていたトレーナーさん配信のメル・マガを読んでいたら、
これは『牛乳を持って来い〜!』 とオイに命令した私のことではないの?

それは、確かに酷いことであった。


夕方、涼しくなってから、オイと出かけたグランド。でも、一番安全な真ん中のグランドが刈られたまま残された芝とぬかるみで使えず。で、一番入り口の駐車場に近いグランドで遊んでいたら、ちょっと非日常の出来事があって、これが抜き打ちテストのようになった。

驚いたよ。
今まで不可能だった事が、全部、出来ているオイくん!
偶然に偶然が重なって、オイの耐えられるギリギリだった幸運さもある。

ありがと〜う!神様!!

心底、オイがこういう反応をするとは予想していなかった。何かが出来たいうことも嬉しいけれど、犬の自然な反応が状態の良さを物語る方が、make me happy だ。

ちょっと一丁前のオイと、2人の時間を満喫して帰る。



夕食の準備が出来たら、家中の灯りを全部消してしまう。
薄明かりの部屋で、涼しい夜風を浴びながら、オイと静かにぼんやりするこの時間。

これも幸せだなぁ〜。


軌道修正は正しく行なわれたかなぁ?





キミは犬と一緒に寝たいか?

U.S.NAVY(だったかなぁ〜?)の、パトリオット・サム(だったかなぁ〜?)の求人風に
自問自答。

キミは犬と一緒に寝たいか?


私の答えは、NOになっている事を発見。


急に暑くなって、ダンナが『クーラー!クーラー!』と騒ぎ出し、蒸し暑い夜にオイも可哀想だ。一緒に寝るぞと言う。

それは却下。
別の部屋でオイは私と一緒に寝る。
ダハハ!

こうして満天の曇り空を眺めながら、2晩、オイと過ごした。

寝ると解って、当然のように階段を昇るオイ。
これまた当然のように、フトンに寄りかかってゴロンとなる。
うーんと手足を伸ばす。
やがて静かな呼吸になる。
ムチャムチャ クニャクニャ こんな寝言も初めて聞いた。

“よし、よし、ゆっくりお休み〜”

しかしながら、しばらくして目を覚ますと、サッシの窓から外を眺めてるあのコの後ろ姿。
スフィンクス姿に、緊張と警戒が見える。

いつものハウスの中で眠れないから、キツイんだね。
決して私の歯軋りやイビキが煩いんじゃないよね?とオイの後頭部に声無き問い。

この状況は自分もキツイ。

犬と一緒にベットで寝たい、けれど我慢する。

こういう風に意識しているうちは、無意識に静かに働く力もあるから、葛藤は本人が思うよりも大きくなる。

寝ないことが当たり前。楽しくも無し、と思えて、解放されたのだねぇ〜。


今朝はグランドで遊んで、川泳ぎ。今のオイには1日2回、5分程度のボール投げが適切な運動量なのか、今日はその僅かな時間が、とても程好かった。脚、呼吸、真面目さ、全て安心して見ていられた。

それでも暑いは暑いので、夏のもう1つのお楽しみ。川遊び。そしてシャンプー。
ドライヤー代わりに、ダルトンの扇風機、登場。

あぁ、そうだ!キミの存在を忘れていた!キミはオイの専属、扇風機。

今夜から、オイの快眠をよろしく。

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庭のハウス周辺を掃除。
クレート上半分も、洗って水切り。

6-10-2.jpg

捻りこむようにして、潜り込んだらしい。

どーしてこういう事を思いつくんだろう?




砂漠の国の犬のこと

ダンナ、仕事で意地悪される。

心、歪みし者よ。
まず犬に意地悪するのをおやめなさい。

夜中、意地悪する国から、帰宅。
今回も、ま〜た、スーツ・ケース、どこかの空港で止められたままだったと言う。
そして東京駅で購入した豚カツ弁当に、箸が付いていなかったと言う。

ほ〜れ、みよ。

お聞きなさい。

己の不運を嘆かず、オイに意地悪するのを、ただ止めればいいのです。



今回の出張の宿舎のキャンプには、G・シェパードがいたと言う。空港で麻薬探知犬として働いた後の、払い下げ犬(ママ)。日中は気配が無く、夜になると吠えっぱなし。

『煩くって、眠れなかったぞ』
いったい、どんな立場の犬なんだろう?

この国がまだ平和だった頃、ダンナは遊牧民が旅しているところに偶然、通りかかった事がある。その時、犬達は、群れたりせずに、ポツン、ポツンとラクダの群れを監視しながら、砂漠の中に佇んでいたと言う。

犬同士の無駄な諍いを避けるための本能なのだ、と思った。野生と、ガーディアン・ドックの狭間で、巧妙にバランスを取って生きてる犬達。

彼らの頭上には満天の星が、輝いているんだろうなぁ。
お腹を何日も空かせているかも知れない。

そう思うと、ちょっと胸に来るものがある。



数日後、この話を、私はある人にした。

すると、犬とは、群れで生きるものよ。そんな距離感を望む犬がいるはずもなく、いたとしたら不幸な暮らしのせいよ!

彼女の拒絶の強さに、たじろいだ。


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ウチの犬も、こうして疲れを癒す。体にぴったりフィットの穴を掘ります。


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作り笑顔を試みるが失敗。

宿舎のアイドル犬には不可。


体改革

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こんなに細長いオイの顔であっても
立ち耳の位置が後方にズレて、小さな頭がまん丸になる事がある。
この事から、オゥシーとチーターは生物学上、親戚関係にあると専門家は主張する。
またカメラを嫌うのも大きな特徴だ。


                      


そろそろ川遊び用にと思って、久々に水着を着用した。あ、あまりに酷い。
労働者階級のガタイに、ブヨブヨが乗っかっている。正方形の立方体だよ、うふふ。



車で20分ほどのスポーツ・ジムに顔を出してみた。行き着けのスーパーにも近くて便利。

なんと、月4200円、年会費・入会金無料。で、プールもジムも、エアロビから太極拳、ヨガまで盛りだくさんのプログラムも参加し放題。感激!即刻、入会を決めた。


まず、ボディ・ヒーリングのクラスに参加。

ボディ・ヒーリングという名前でありながら、スタジオにガンガン流れる音楽。たまに顔を出す、穏やかで優しいヨーガのクラスと大違い。エアロビ太極拳とアクティブ・ヨガっていうものなの?

それにしても、すらっと足や腕が長くて、スタイルの決まってる周囲を見て、本当に同じ人類なんだろか?と思うわけ。鏡に写る私の姿は、富永益男氏の描くところの“ちんころ ねえちゃん”なの。

戸惑いながらも頑張るよ、ちんころねえちゃん。

『さぁ、天使のポーズです』

はい、はい。ヨガのポーズとはですね・・・気持ちをこう・・・・

『格好良く、ポーズ決めて下さい』

えっ? 

かっ、格好良く?



終わってみると、まぁ、これはこれで気持ち良かった。


お友達のMちゃんが、かつて言った。彼女も容姿にコンプレックスを持っていて、
『私、お花の時間にね、先生が「これは美しくないから、切ってしまいましょう」という度に、自分が否定されているようで悲しくって。美しくないものは切り捨てられるんだよ』

その気持ち、わかるよ、わかるよ、友よ! 
Mちゃんの手を握り締めて、一緒に泣いたあの日。(嘘)

それから齢を重ね、傷つきやすい少女の面影など、どこにも見出せない中年になり、やっと受け止める事が出来るが、それでも鏡に自分の容姿は正直、辛い。

それが気にならなくなる頃、私は輝く “ちんころねえちゃん” になれるんだと思う。



ROSE.jpg
中野一本木公園の薔薇。6分咲きですって。

ROSE2.jpg



オイは野性味だけ取れれば、とても美しい犬。
でも自分の美しさにまったく気が付いていない。







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