こんなに細長いオイの顔であっても
立ち耳の位置が後方にズレて、小さな頭がまん丸になる事がある。
この事から、オゥシーとチーターは生物学上、親戚関係にあると専門家は主張する。
またカメラを嫌うのも大きな特徴だ。 
そろそろ川遊び用にと思って、久々に水着を着用した。あ、あまりに酷い。
労働者階級のガタイに、ブヨブヨが乗っかっている。正方形の立方体だよ、うふふ。
車で20分ほどのスポーツ・ジムに顔を出してみた。行き着けのスーパーにも近くて便利。
なんと、月4200円、年会費・入会金無料。で、プールもジムも、エアロビから太極拳、ヨガまで盛りだくさんのプログラムも参加し放題。感激!即刻、入会を決めた。
まず、ボディ・ヒーリングのクラスに参加。
ボディ・ヒーリングという名前でありながら、スタジオにガンガン流れる音楽。たまに顔を出す、穏やかで優しいヨーガのクラスと大違い。エアロビ太極拳とアクティブ・ヨガっていうものなの?
それにしても、すらっと足や腕が長くて、スタイルの決まってる周囲を見て、本当に同じ人類なんだろか?と思うわけ。鏡に写る私の姿は、富永益男氏の描くところの“ちんころ ねえちゃん”なの。
戸惑いながらも頑張るよ、ちんころねえちゃん。
『さぁ、天使のポーズです』
はい、はい。ヨガのポーズとはですね・・・気持ちをこう・・・・
『格好良く、ポーズ決めて下さい』
えっ?
かっ、格好良く?
終わってみると、まぁ、これはこれで気持ち良かった。
お友達のMちゃんが、かつて言った。彼女も容姿にコンプレックスを持っていて、
『私、お花の時間にね、先生が「これは美しくないから、切ってしまいましょう」という度に、自分が否定されているようで悲しくって。美しくないものは切り捨てられるんだよ』
その気持ち、わかるよ、わかるよ、友よ!
Mちゃんの手を握り締めて、一緒に泣いたあの日。(嘘)
それから齢を重ね、傷つきやすい少女の面影など、どこにも見出せない中年になり、やっと受け止める事が出来るが、それでも鏡に自分の容姿は正直、辛い。
それが気にならなくなる頃、私は輝く “ちんころねえちゃん” になれるんだと思う。
中野一本木公園の薔薇。6分咲きですって。
オイは野性味だけ取れれば、とても美しい犬。
でも自分の美しさにまったく気が付いていない。