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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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ダンナの贈り物 パート2

ダンナの名誉のために言っておくと、『素晴らしいぞ!ダンナ』と思われるものも、私に届けられる(こともある)

ピスタチオのマカロンは、とても美味しかった。唐辛子入りの塩もトマトが甘くなる。それから洋服も自分では絶対購入しないようなモノでも、着てみると意外に良かったりして、有難い。

ダンナの贈り物はギャンブルのようなもの。私の中の『もったいない』精神と、整理整頓の心得。ここら辺が調整できていれば良いのであって、それ以上、ゴチャゴチャ考えるのは止め。愛があれば、こんなの絶対買わないわ!とか、余計な事は考えまい。
来るもの、拒まず。難しいリクエストは不可。

ダンナは私に贈る、という名目で、自分にせっせと贈り物を愉しんでいるのだから。
これはダンナの領域。そういうダンナも愉快で楽しい。

『ありがとう。嬉しいわ』
よほどの事がなければ、にっこり微笑む(事にした)私である。


長い間、キッチンの引き出しが壊れたまま。
私が直しても、T蔵さんにちょっと片手間仕事に依頼しても良いのだけれど、ダンナが、
『こんなもの、日曜日に簡単に直してやる』と言ったのに。

なのに日曜日の夜になって、サイズの合うネジとドライバーが無いじゃないか!と放り投げられたまま。それを手配するのが、仕事じゃないの?


不便さを堪えて、今日も使っております。
そして、どんどん壊れてきております、引き出し。


ホームセンターに行き、沢山のネジとドライバーの中から、ちゃんと目的の物を購入して、引き出しを修復する。

これ私への贈り物にして下さい。




12-31.jpg
オイも贈り物をもらう。


ダンナの贈り物 パート1

ダンナは仕事で海外に行く機会が多く、世界各地で様々なモノを購入してきて、私にくれる。


お陰で私は世界中の素敵なものを一杯、持っている。


●『電球を替えるための棒』を、槍のように持って、駅に降り立ったのは今年の1月。
サイパン土産。

●イヌとお魚と、戦闘機の形をした大凧・3種。中国の凧揚げで有名な島にて購入された。

●ガナル・カナル島の横だったか、何とか島の石ころ。
*太平洋戦争の激戦地の中でも、この島では戦がなく、決して『気』の悪い石ではない。
(ダンナの鑑定)

●中国、孔子廟の門前の屋台で買った、金色のカード・タイプの御守り。
*私の名入り(汚い字)。孔子廟の一番前の、とにかく一番前の夜の屋台で購入したため、同等のものの中でも一番格が高い、有難い御守り。

●天井桟敷席で観た、セリーヌ・ディオンのコンサートで買ったピンクのキャップ。



こうして毎回、毎回、私の事を忘れずに、何かを買い求めて来てくれる。

なので、私の身の回りには、ナイスな物がどんどん増えていくの。



ある日、この歳になったのだから、1つくらい本物の石をダンナから欲しいと思いついた。ビーズとガラス玉の入った私の宝石箱に1つくらい、本物の宝石があったっていいよね。

『深い色の翡翠があったら欲しい。いつか、どこかで、あったらで良いし、あなたが心魅かれる、小さくてお手ごろなもの。他に何もいらないから、これ1本でお願いします』

婉曲な意思表示と言うか、辞退と言うか、問題回避の術。

賢妻の鏡。


そんな翡翠があっという間に見つかるわきゃないのに、次の出張の帰り、ダンナは『はいよ』と紙箱を渡してくれた。
中身は翡翠のブレスレット。
翡翠は薄っぺらのセロファン紙のようで、すでに箱の中でポロポロ剥げ落ちて欠けていた。

がっくし。


正直に文句を言うと、次の機会に、『これは大丈夫!』
笑うパンダが踊る、赤い宝石袋を手渡された。
中身は、もう何だったかすら、思い出せない。

その後、スリランカに出張に行った時にはルビーの指輪を買って来てくれた。
絶句したくなるよな指輪だった。
$300の領収書も袋から出てきた。
こ、こんなものに、$300ドルも!(涙)

宝石で$300は決して高くないと思うが、私なら50¢でも買わないと思うような品に$300も、使ってしまったのか。
腹立たしいを通り過ぎて、情けなくなった。疑うべきは、ヤツの審美眼?金銭感覚?
それとも・・・
愛情?

『ちゃんと鑑定書もあるんだ!』
手書きの鑑定書をエバって見せられた時

『もう(こいつに)、何も頼んではいけない』


私は翡翠も何も、大急ぎで諦めるべきだと悟った。



3-2.jpg

『美しい』 
ダンナが買ってきたガラス・ブロック(ドイツ製)
暑がりのオイちゃんの冷却マクラとして活躍中。





南の国の客人

「俺は嫌なんだ。しかし家に泊めさせてくれ。だけど本当は嫌だ」

そこまで言うなら、お断りの言い訳を私に考えて欲しいのかと思われるダンナに、南の国の客人、母&子2人の1泊2日の世話係を言い遣った。
「どーすんの?はっきり決めてよ」
ダンナも現地でお世話になっておるし、どうしたものかと思っていたら、「俺、我慢する。泊める」と苦々しい顔で、ついにダンナの決意表明あり。結局、我が家に一泊する事となった。

夕食時。用意されたものが気に入らないと、怒鳴りまくる子どもに唖然。子どもの言いなりに私を遣う母親にも正直、驚いてしまった。
その上、「これでは子ども、お腹が空いて我慢できません。後で買い物に行きます」と言われた時には、脳天から痺れが走った。

マージャンに逃げていたボケ ダンナの帰宅を待って、ただちに大雪の中を、自分達の好きな夜食と、明日の朝食用の食材の購入していただくために、スーパーに送り出す。

しかし翌日もまたダンナ、「俺、関係ない」のスタンス。そういえば姑の法事の時も同じだった・・・・と、過去の憎しみまでもが、ぶり返す。

それでも子どもは食さえ満足ならご機嫌で、ニコニコしながら旅立つのをホームで見送った。私もいろいろ不行き届きであったと反省しつつ、夕食の食材を買い求め大急ぎで帰宅。ダンナ、テレビに夢中。オイだけ寄って来て、足元から外出を責める。



「異文化交流って、難しいわ〜」



「あれはねぇ、異文化交流なんかじゃなくって、シツケされない、ただのワガママ」


俺を煩わせず、不平を言わず、どうして万事、上手く運べないんだ。失望と軽蔑と拒絶を背中に滲ませてるダンナの方が、よっぽども距離感を感じるね。

今夜は早々に夕食をとって、3方に解散。





穏やかなお正月

毎年、1月2日は実家に集合。

婿殿が2人欠席で(自分のも含む)今年は、特にの〜んびり。母のおせち料理と、それぞれの持ち寄り料理(弟→蟹を解凍後、分解。妹→馬刺し盛り付け。そんな中、私だけ海老をニンニクで炒める!)を食べ、トランプやWiiで盛り上がる。

「○○君夫婦(妹夫婦)の子どもだと・・・」
「生れてくるのは、男の子の方が無難だなぁ」
妹夫婦の顔を思い出しながら、去年の帰り道言ってたダンナ。イノシシベイビーは、案の定典型的なアジア顔の細い目に、鼻穴が上を向いた赤ん坊だ。しかし赤ん坊ほど、愛らしいものなどこの世にあるか!時々自分に似た表情をするので、あまりの可愛さに泣けてくる。

お飾り

お飾り

爺婆の手作りのお飾り。
羽子板の裏にはイノシシ・ベイビーの名前も綺麗に刺繍されていた。
赤ん坊の曽祖母の襦袢も使われて、とても美しい。

dad

mom

師走の1日。日差しの温かな部屋で孫娘のために製作中の両親。
イノシシの子が将来グレたら、「千の風になって」を歌いながら、私がこの写真を見せてやる事になっている。
私の口約束に感激した母は、「次はお前の犬も作ってやる!」と言った。 

やった〜!イノシシも作っているし、簡単だと思うよ。

米俵の上に乗ったオイが出来上がるよ。


良いところを探す

少し前ですが、憧れのヨ〜ガのお教室に、やっと参加できました。

最後に瞑想の時間が5分ほどあります。課題は(課題と言っていいのか?)
『自分が、それをする自分は大嫌いなのにしてしまう事。やめられない事。でもそんな中で、自分のこういうところは好きだな〜と思えるものも探す』でした。

私は、時々、ケダモノのように何かを食べてる自分が頭に浮かんできましたので、それについて追求しておりました。しかし、その時の自分のどこが好きよ?と言われても・・・。
無いよなぁ〜、そんなもん。

*********

今日は英会話教室に行きました。その前に用事があってデパートに立ち寄りましたが、暖房無しの家でひっそり暮らしている私には、ボーと熱が出そうなくらい刺激的な場所で、快適ではありませんでした。

その後、英会話教室に今回は無事着席しまして、ある文章を朗読していたところ、突然鼻水が出てきて止まらなくなりました。
『ティッシュ下さい』
溢れ出る鼻水を指で閉じ込めつつ、(少し飛び出す)、G先生に懇願しましたが、アメリカ人オトコにそれを尋ねた私が馬鹿でした。お隣の日本人女性生徒、Mさんが笑顔で差し出して下さいました。とても感謝しました。

そうか!自分に感謝する機会が与えられ、幸せなことであった、と気が付きました。
G先生も『寒いところから来ると、よくあることだね』と今回はフォローを入れてくださり、金髪の巻き毛の青い目の彼が天使に見えました。(これはさすがにウソ80%)

Mさんと帰り際に立ち話をして、実は私が入校する前に酷い先生の時代が続き、私は結構良いタイミングで入った事を知る。

ウジウジとなかなかスタートしなかった事が、結構正解だったりすることもあって、自分を嫌う事の反対側には、こういう計らいも隠されているのかな。


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