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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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カッチョ悪い〜!

4−29−2

花の命は短くて・・・。このパンジーも花びらが痛んでいます。
4−29


だって、こんなところで頑張って咲いているんだもの。えらいなぁ〜。

今年も母の深いため息と共に始まりました。
『お前の家の草(芝生)見てやる』と言う父。
その父に連れ添って現れた母。
『怒らないでね』と念を入れて釘を刺して置いたにも関らず、文句、文句、文句の嵐。

しかし、父も母も上手いねぇ〜、庭仕事。
レンガの間に生えた雑草も器用にポイポイ抜いて行くよ。(錆びたカマなのにさ)

庭が美しくならない理由(言い訳)を述べると、適切にその対応法を述べて、これがまた気が遠くなりそうな程面倒くさいんだけど、そうか!と感心した。

『毎日30分程度の庭の手入れなど、当たり前のこと!』
母は去り際に、捨て台詞も忘れなかった。
は〜い!

そうそう。
こうやって両親(特に母)に叱られて、庭の手入れもやり始めたよねぇ〜、去年も。
これも季節の風物詩ってやつか。

夕方はオイと遊びに行こうと予定していたのに、疲労度大で無理。
日が沈む頃になって一段落して、家のハウスにいたオイを庭に出す。

見つめ合う私達。
今日は何も無し。
私はもう少し庭仕事を続けるよ、オイ。

『お前はそこで伏せしておれ!』


『毎日30分程度の伏せをキチンとやることなど、当たり前の事です!』

声に出して言ってみる。

我ながら情けない。
格好悪い。



オイの言葉がわかったなら・・・。

4-28-1

最近、オモチャ箱の中から復活したロープのダックスちゃん。
振り回しています。こういう1人遊びも出来るようになりました


4-28-2

ぐわぉ〜!

シャチの目に良く似てるように思うオイの目。
時々、異国の犬だなぁ〜と感じる


4-28-3


いたぶってやるぅ〜。このホット・ドックめ!

よく吠えてくれるじゃないの! あんた達!




雷・強風・雨でとっても寒かったです。
そんな悪天候だったので、オイには構い立てもせず、庭で
『頑張れよ』
と過ごさせました。
なので、ガラス玉のような目の無表情で怯えただけのオイというのは、よくわからなかった。

夕方になって、パッと薄日が射して明るくなったので、団地の中を少々歩いてみました。
結果。オイはたったそれだけの事で“歩きpoo”です。

まぁ、もう少し様子を見るか。

pooを庭の隅で袋に片付けていると、オイが私の背後に座っていることに気が付きました。
ショボ〜ンとして肩を落として、うなだれている姿は、まるで
『情けないです。ご迷惑おかけしました』と言っているようでした。

以前のオイは私が胃炎を道の真ん中で起してうずくまったのを、これ幸いと脱走した犬です。
泣かされたエピソードは数知れず。
そんなオイちゃんに慣れているからかしらん。
意外な行動に胸にグッとくるのです。

オイの胸と首筋を撫でてやりました。
『また挑戦するさ!直るからね』
オイ、殊勝に
『ハイ。すんません』
と言っているように見えました。
で、つい、肩をちょっと揉んでしまって、オイが
『あ〜、そこそこ!そこがツボ!』
(これが一番確実に理解できるオイの言葉)と表情が変った時、
しまった!やり過ぎた!と判りました。





はい。はい。アレかしら?

イースターのエッグ・ハウンティング(タマゴ探し)を、教室の子ども達としようと思っていたのに、昨日は冷たい雨で中止。
今日はこんなに良い天気なのにねぇ〜、残念!

オイもタマゴ探しならぬ、“(噛みロープの)ダックス探し”を、ちょっぴり庭でやって見ました。
ついでに木の枝に置いた『上』と、地面に置いた『下』を学ばせてみました。
それも含めて『違うよ』とか『あっちだよ』というヒントなどの聞き分け能力というのも、随分と増したようです。


良い点を先に挙げると、オイは非常に従順です。
何をやらせても、大人しく従います。
理解度も増してきたようですし、頭も随分冷静であるように見えます。
(あくまでもオイ比)
興奮を帯びた嫌な媚もなくなりました。
私が庭先であのコの横を通ってもゴロリとしたままで、駆け寄ってくることもありません。

悪い点を挙げますと、無表情なのです。
腕の悪い訓練士に預けられた犬がコマンドには従うようになったけれど、ガラスの目のような感情の無い犬になって帰されるというのを聞きますが、それに近い感じなのかなぁ。

ここ最近、『あなたが怖いのです』→『変な赤ちゃん帰りのような甘えた行動』と目立って変化しました。
一体、何なのでしょう?

『pee peeに行っておいで』で、
『ハ〜イ。待っててね。すぐ戻ってくるからね』
という陽気な子どもらしい跳びはねは影を潜め、今ではキチンと排泄場に向かいます。
しかし観察していると、心から安堵した排泄でもない。

それと『鬼の時間?』とオイが思う時、その目に私は映っておらず、ただ恐怖の事柄だけが独立して、そのことに怯えておるようです。(鬼の時間なんて申しますが、やってることはま〜たく大した事じゃない)

非常に孤独な犬になっているように感じます。
こういうオイも初めてなのですよ。
暖簾に腕押し。押せば押すほど
『ハイ、ハイ。あなたのなすがままですよ〜』のオイなのですが、これは私の願うオイで無し。思い当たることがあるので、自分を省みて生活してみます。



コチコチ カッチン お時計さん

今のオイのフードは、オーガニックで有名なところのものだけれど、ここのに変えてからpooが硬い。
水を足して与えているのだけれど、時々、『こりゃぁ、辛いだろうよ』と思う程の硬質が出る。
雨降りの今朝もそうだった。

オイ、2番目のpooを息んでいる時に1番目のコチコチを踏んでしまった。
『汚い!注意して!』と声をかけるが、お尻に全神経が注がれてそんな余裕無いんだよ〜。

終了後、汚物処理に向かうと、2番目のカチカチ君だけが残されていた。
おかしい、1番目のコチコチ君はどこだ?

一端、捜索を諦めて、玄関先にいつものようにオイを繋留しようとして気が付いた。
タイルの上に肉球型のウ○チが、いくつもスタンプされている。ペタペタ、いくつも、いくつも、あちらこちらに。

オイの足の下コチコチ1号、そのまま丁度いい具合に、こなれてくっついていたのね・・・。


コチコチ カッチン お時計さん コチコチカッチン 動いてる

お〜となの針と こ〜どもの針が こんにちは さよおなら

コチコチ カッチン 動いてる


本当に、大きなウン○の足跡と小さなウン○の足跡が、こんにちは♪さよおなら♪しているのよ。
で、そこらじゅうを水洗いしたので、オイは家の中に入る結果となった。

私は午後から外出する。
オイちゃん、静かに1匹の雨の日を過ごしなさい。
今日はお前に何も構い立てしませんよ。


逢えない時間が 愛 育てるのさ

目を閉じれば

目を閉じれば・・・



コチコチ カッチン お時計さん コチコチ カッチン 動いてる

お〜となぁの針と こぉ〜どもの針が こんにちは さよおなら

コチコチ カッチン 動いてる


目を閉じてもキミがいるぅ〜何てことはなく、どーしても瞼に焼きついた映像とともに コチコチ カッチンお時計さんのメロディが頭から抜けないの〜。

助けてくれぇ〜!


2−25−1


写真は2月のオイのpee
排泄を人間に構い立てされて、嫌で仕方なかった頃。雪や霜にも負けなかった雑草芝生が、今ではオイのアンモニアにやられ、すっかり枯れました。





ちょっぴし変更

やぁっと、今夜はフレッシュなシーツで眠れます。
洗濯物がはためく、の〜んびりとした春の午後です。
我が家には乾燥機も無いし、スペアのシーツも使わない主義です(管理が面倒くさい)

オイの楽しみのために、プランターにイチゴの苗を3種植えました。
『イチゴだよ〜』と庭の隅でフンフンしていたオイに言いますと、大慌てでプランターを覗き込みにやってきました。
昨年、ワイルド・ストロベリーを食べることで覚えた語彙は、まだあのコの脳みそに残っておるようです。

それから、雑草さん伸び放題の庭に、更に空き地からオイのよく食べる葉のツンツンした草を移植しました。
(その姿をお隣の奥さんに見つかってしまいました。ちょっとした団地の話題に使って下さいな。うふふ)


4−24


今朝のオイは久々に『鬼の時間』を過ごしました。
なので、ぽっつりグランドは無し。

昨日の夜くらいから『あなたが、怖いのです』から、『ちょっと甘えたいの〜』モードに変更してる、わからんオイです。

鬼の時間は、どうも地べたに這い蹲るような伏せよりも、キチンと停座を維持している方が『より勇気のいる作業・恐怖に立ち向かうこと』に感じたので、10分ほどで停座に変更。
停座の態度はとても良かったと思います。耳は自然、後足の収まりも良く、視線は私から離れませんでした。


************


午後、宅配便で通販が届きました。この中の梱包材の1つを使うと、爆竹のような破裂音、バンバンっていう音がすることを発見。
逃げるオイ。
立ち向かいたまえっ!オイ!

最後にその梱包材で遊んで、お終い。
写真は遊んでいる最中に『それ、投げてぇ〜』と言ってるオイです。
クリクリした目が可愛かったのに、デジカメ向けた途端、故郷の春を思い出し、郷愁にかられてるおっさんのような顔になってしまいました。


Do I treat ouy like dirt ?

4-23-1


川泳ぎの後、毛嚢炎の赤みが復活。今朝は良い。川泳ぎって良くないのかしら?
濡れるという点では、今朝みたいな雨の後のグランドも草地も同じだと思うのだけれど。

これから暑くなることを考えると遊びや訓練するなら、早起きしなくちゃだなぁ〜。ぽっつりグランドは、朝の通勤ラッシュの橋を渡らなければならないので、そこが欠点。


4-23-2


今朝はサッカー・ボールをわざとらしく目立つように置いて脚側。
サッカー・ボールの前を通りかかると、ボールに熱い視線を送るオイ。国体入場行進中の天皇・皇后両陛下に敬礼する選手に勝るとも劣らない。


4-23-3


遊びの最中からやっぱり左前足がふらつき気味だ。今朝の排泄から言ってもあまり体調は良くなかったようで、車のクレートに戻る時にも『疲れましたぁ〜』

これから、ゆっくり愉しく遊ぶこと覚えて行こうね。
それにしても。こんなに肌寒い日でも泥の水溜りの中に入りたいあなたって、どうよ。


昨日あたりから、『あなたが怖いのです』と言い続けるオイちゃん。

何でよ?



オイに勤労感謝を促す

近所の看板犬のトイ・プー君。
モコモコの体がヌイグルミみたいですごく可愛い。
抱っこされてる時のクネクネする体なんか、まるでお猿のようで堪らない!

私はこのトイ・プー君の“家族=群れ”の一員ではないので、このコを触らない。
で、それが彼には気に入らないらしい。

『私はキミを、撫でないよぉ〜』
『このヤロー!オレを撫でろよ!撫でろよぉっ〜!』(訳JO母)

ただ、彼の時折する苦しそうな咳が、以前から気になっていて観察していた。
それが彼を追い込んでしまったのかもしれないね。
私にマウンティング。

『いけない!』と制すると、サッと私から離れて、
『納得いかねぇな〜、ちゃろめ〜』(訳JO母)と、私を下から生意気な目で睨みつけておる。
そしてその後、何度もマウントをトライしては、私に押し返される。
その時のあのコの目を見て思った。

『なんて判りやすい、単純な良いコなの!』

オイのような神経質・陰湿さの無い、単純明快、陽気な直球クンであった。
優しいママに睨まれて、お腹を出して
『デヘデヘ。そんなに叱らないでねぇ〜』と
『オレにゴチャゴチャ言うんじゃねぇ!ウ〜ゥ。ムカつくんだよっ!』(訳JO母)を上手く使い分けてるこのコ。

このコを仕込めと言われたら、きっとオイより簡単。
オイの複雑さとは、あのコが持って生れたものなのか、私がそういうコにしちゃったのか。
今の私が、そういうコにさせているのか。


**************


ダンナ、非常に多忙。昨日も仕事を家に持ち帰る。
オイはダンナの机の前の客用椅子の前に座って(正確にはゴロンと丸まって)、
1時間ほど応援。

『あなたは母さんがスーパーで狩して、食料を確保していると思っているようだけれど、それは違います』
『お父様がこうして一生懸命働いたお金で、私達はお食事がいただけるのですよ』
『それがこの家の仕組みです。世の中には働くお母さんもいますが、ウチではお父さまの収入だけが頼りなのですよ』

判ったような顔で神妙に私の説教を聴くオイ。
このコのすごいところは、そう言って私が席を離れた途端、足を持ち上げ陰部舐め出すところ。
今回も耳の掃除までしっかりして、それに遣った後足の先端も、それは丁寧に丁寧に、舐めていました。

同じことを繰り返す

4−20−2


川で泳いで来ました。棒に噛りついて日頃の憂さ晴らしをするオイ。ガジガジ・・・。

**************


『さて』と犬に向かい合った時に、遊ぼうかな?訓練?散歩?人はどうやって決めるのかな。犬の状態を見て、その犬のためにメニューって決められるものなのかな。


ここ最近、ぽっつりグラウンドに毎朝通っている。大声も出せるし、誰もいないし、とても良い〜。無用な刺激が無くって、オイとこの場所から離れずにいれば、それなりにヌクヌク〜。井戸の中の蛙ちゃんとしての幸せなら、充分ここにある。


脚側で5周して、服従訓練を入れてと毎回同じ内容でスタートする。同じことを同じようにやろうとすると、それは意外にとても難しい。

昨日のオイは私の逆鱗に触れ、あわやグランドに置き去りかという危機。今朝は好調だったのに、最後のボール遊びで嫌な態度に出て、またもや失格。

当たり前のことなど、当たり前にこなそうね。


4−20−1
 うおぉ〜! 昨日も靴下10セット、運ばされたんだよ〜!

オイちゃん、家の中でですが、私に寄り添う位置に初めて停座出来るようになりました。一番嬉しかったのは、停座解除後、身震いをしなかった事です。2回出来ました。最初はまぐれでもまずは良し良し。


繁忙期なのだ

毛嚢炎はひどかった右足の腫れは治まってピンク色に。軽症に思えた左足は黄色のカサブタに。薬を止めて水を異様に欲しがることはなくなりましたが、食欲はいまだ衰えず。

旺盛な食欲で、食事の量を落としたわけでもないのに、オイ痩せました。動物病院で体重を量った結果、16.4キロで決して体重が落ちてるわけではないのだけれど、体がほっそりして、抱くと軽い。もう少し、体作ってやりたいなぁと思う。

暑さに滅茶苦茶弱いオイに、この季節充分遊んで夏を乗り切る体力をつけてあげないと。多分、これからくる夏のことを考えると、今は繁忙期のはずだ、と私は思う。



しかし実際に火曜日のオイは、日曜日に人間の犠牲になって、その辻褄をあわせをされる。今日は“ぽっつりグラウンド”で伏せを40分。強風で肌寒く、終了後雨が降ってきた。

私も人間界の事情で、今、憤怒のぬかるみにいる。怒りの泥団子を(ダンナ目掛けて)投げつけているうちは良い。しかしこの後、ちょっと時が経って、自己憐憫にかられたり虚しさを感じる頃がダメ。『オイちゃ〜ん』なんて隙だらけになる。

精神統一、精神統一!


4-17-1


昨日の服従訓練後の顔と明らかに違う、伏せ訓練後のオイ。困惑、逃避のお顔ではないかと私は思います。


4-17-2


『何でもいいけど、荒れてるんなら、もっと安全運転で帰ってよね』

ハイ。かしこまりました。

山の空は綺麗だったよ

山のログ・ハウスに行ってきました。

近くのお蕎麦屋さんで、2人で箱蕎麦(四角い箱せいろに入って3人前)と天ぷらを頼むのが定番。

『朝ごはん食べてないから、お腹空いちゃったわ〜』と言ったら、『しっかり食べてたじゃないか!』とダンナに厳しく指摘され、そうだ、そうだ、食べてた、食べてた、って思い出すのは、一体どういうことかしらん。

ログ・ハウスには、不法侵入及び在留で越冬したらしいてんとう虫の大群が、あちこちにびっしり。ほぇ〜!となりました。別荘所有したら、管理会社を通さない限り、維持は大変なんだろうなぁ、こりゃ。

それでもテラスでコーヒー飲みながら、ぼぅ〜と空を見ていると、空が綺麗で、綺麗で。眠っちゃう前に見ていた空は、トルコ石に良く似た色でした。山を渡ってくる風がとっても気持ち良かった。


今朝はオイの力を借りて、気合を自分に入れて、快適です。


4-16


運動の後。
『何でもいいから、安全運転で帰れよ』

散歩に行ったぞ!

『今日は散歩に行こう!』

オイと土手の散歩に行きました。

先月の下旬から私とオイ、とんと散歩には行っておりません。空き地・グラウンド・庭などで、思い切り走ったり飛び跳ねたりして遊んではおりますが、歩きpooや、peeをしてしまう散歩は『負荷がきつ過ぎる』ので、中止。


夕方近くお山の中腹の我が家に帰宅したところ、埃が雨で流されたのか、辺りが透明で美しい空気で満たされている事に気がつきました。陽気に誘われ、桜も満開です。

ポジティブな何かが、『そうよ、そうよ!前向きに行きましょう!今日のあなたなら大丈夫よ!今日はあなたの日よ!』と、背中を押してくれます。

ネガティブな何かが、『良くもなっていないオイを巻き込むのは止めなさいよ!本当にオイのためなの?桜のせいで浮かれてるんじゃないの?』と口を尖らせ、ブチブチ何やら、まだまだ続けます。



しかし感覚的なものでしかないのですが、安全・安心度の高い場所限定の生活では、オイはちっと胡坐をかき過ぎているのでは?と思う心が勝った次第。

『あんなに緊張で目をガチガチ・グリグリさせておいて、何言ってんの!あんた?』と言う反論を『わかっちょります、わかっちょります!大丈夫ですから!』と、押さえ込んで、『勇気マント』に身を颯爽と包み、土手に向かいました。

土手の中ほど、オイはすれ違ったパピヨンに、その場では無関心を装ったけれど、直後、反応し始めました。

『peeもpooも、お前がしたいなら、しろ!』と強気の念を送りますと、すぐにしました。
それも両方。(ズルッ)

耳の倒れ具合も、中途半端に力が入っているのか、立ち気味になって、変な形。口もパカンと空いて、呼吸が荒くなることもしばしば。脚側のスピードも速すぎる傾向。なぜか修正の『付け』だけは非常に真面目。


『これで いいのだ! これで いいのだ〜!』天才バカボンの清清しさを持って、桜並木を横目で愛でながら、終了。その後は、オイはたっぷりハウスで休憩します。

それにしても、私はこの季節、桜の木に飾られる安っぽいボンボリ提灯を見ると、ちょっと寂しくなる。欧米流に桜を楽しむのが好き・・・と知らないのだけれど、言ってみる。



戦争のこと

日章旗


アメリカの南部の街で暮らす親戚がいる。ボランティアとして、博物館の倉庫を整理していたところ、この日章旗を発見。最近、やっと日本のご遺族らしき方が見つかった。そして、この旗の持ち主は硫黄島で戦没された方らしいこともわかってきたそうだ。

ダンナもソロモン諸島の中の小さな島に出張で行く。そのジャングルの島々の中に、鳥1つ鳴かない島もあるのだという。生き物のまったくいない島。

ここに潜んだ日本兵達とは、餓死で命を落としていったのが殆どだったと判ると、ダンナが言う。『海の魚はダメだったの?』そうだよね、ジャングルを出たら最後なんだよね。そんな話をした直後、この旗の帰国を知った。

戦地に送り出された者が、どんな想いでこの旗を見つめていたのだろう。ジャングルの中で、自分の命が尽きていくことを、どう受け止めたのだろう。戦没者の息つかいが、すぐ横で聞こえてきたような気がする。



こんなところに

軒下を掃き掃除したので、オイのハウスも天干し。


4−13−1



あれ、基地の中にこんなコが・・・。


4−13−2

戒め

少し良くなるかな、という兆しもあったのに、こんな酷い顔になってしまった。
こんなに目をガチガチ・グリグリ緊張させて。

4−12−1


私は自分は2枚舌だなぁ、と長い間、意識することなくいたんだけど、
犬の舌までこんなになっちゃうなんて。
貴重な忠告であったと自戒します。


4−12−2


どこか別の世界、私のいない世界へ行っちゃいました。



薬の作用なのか、(酷かった興奮時代の頃も含めて)今までにない程水を欲しがります。peeの量の凄いこと。食欲も意地汚いほどになってしまっている。少し体がだるいように見えます。ハウスの中にとじこもる時間も長い。


犬の体調を心配し始めると、アドバンテージは犬に移行してしまいます。冬、1度体調を崩させた時にした失敗を繰り返さないよう、『自分はオイを庇護できる程の強いリーダーである』とオイの安心のために、心強くいたいものです。しかしそれと細心の注意とは、綱渡りのようでとても難しい。




英語の匙加減

英会話教室に自分を励まそうと、オゥシーのトレーナーを着て行った。

(・・・・最も、出来るだけ目立たないように、うつむいているんだけどね)


肝心の英語の方は 『やってる事はこんな簡単な事なのに、なぜ出来ん?』

みんなどーしてスラスラ、言われた通りに出来るのさ。不思議で仕方ない。
1時間が長〜くって長〜くって、『さぁ!やっと終わったぞ!』と手早く帰り仕度をまとめて、席でにっこり微笑んでたら、先生と目が合って、まだ終了してなかったことが判明したのが、先週。

『随分長い間、日本語の発音から抜けだせませんね!』と言われ、『歳ですから』と同情心を煽って励ましてもらおうとしたら、納得の頷きをされたのが、昨日。

それでも、(こんな私が言うのも恐悦しごくだけれど)
やっと、やっと調子が出てきたかなぁ〜?


先生が私の『勘弁して下さい!』の限界を判ってきたのか、時々、『お前、これ死ぬほど出来ねんだよな!仕方ない、少し温情を与えてやろう』息の根を止めない配慮に救われている。

ここが大事なんだよね、この匙加減。このお陰で、今のところ、私だけ宿題の答え合わせ間違い連発の時間も、何とか前向きに過ごせる。しかし、ここで調子付かせると、私は宿題をやらなくなるだろう。

自分も教室で子どもに英語教えていて(深く考えずスルーして下さい)、ここら辺の匙加減は、わからなくなる事がよくある。出来ない生徒を教えることは、そこが難しい。

先生の1人が研修に行った翌週、『研修はどうでしたか?』と(2人だけの沈黙が怖く)声をかけてみた。

『それが、クラス内で悩みがないか?って聞かれたから、困った生徒がいるんだけど、どうしたらいい?って質問したんだ。そしたら、頑張って!ひたすら頑張って!って励まされちゃって。もっと具体的なアドバイス欲しかったのにな〜』と。
『な〜んだ、そういう質問なら、いつでも私に訊いてよ!』と胸を指したら、ハンッ!とやられてしまった。あのアメリカ人のよくやるハンッ。アレはなかなか真似出来ないねぇ〜。家に帰って、熱心に繰り返し練習してみるけど、自分に納得いかない。


でも楽しいだけの内容の無かった今までの教室よりも、ずっと良い。厳しい先生でも熱心で、教え方も的を得ていて、私にハンッ!って言えれるところも、気に入っている。

月謝は高かったけれど、ここで正解だったかな〜。もう少し皆さんに迷惑かけないように勉強しますから、待っててね。



父さんとオイ


毛嚢炎は腫れや赤みも引けて、かゆみも治まったのでしょう。舐めた形跡が消えてきました。お薬は続いています。水もいつもより欲しがっているようなので、好きなように与えました。

しかし精神状態はいまだにあまり改善されていないです。私とダンナが近くにいるだけで、息がハァハァ荒くなります。『奥さん、今日のパンツ、何色?ボクいいことしてるの。ハァハァ』なんて電話がきたら、すぐにオイの口元に受話器を持って行ってやろうと思うのに、そういう類の電話、ウチにかかってきたことは無く残念です。


午後、実家の父が園芸道具を車に乗せて、庭仕事に来てくれました。

オリーブの鉢の植え替えを、オイはすぐ横でゴロンとして見守ります。

『オイを無理に撫でたりしないで良いよ』 『そうか』
父は犬のことがあまり好きでもないし、興味も無いので、ただ庭で自分の仕事のことだけ考える。庭をどんなに歩き回っても、オイを興奮させずにいる。オイの視線もソヨソヨ〜として、警戒も媚もなく、時々作業内容によっては、『何してんの?』の好奇心に抗えず、近づいては見守っているだけです。

ほのぼのするような、目に焼き付けておきたい、父さんとオイの光景でした。

それから状態が良くないなら軌道修正を急ぐべきなのでしょうが、オイを呼び寄せて、私の足の間で仰向けにさせ、お腹をゆっくり撫でてやりました。さすがに、これでは甘すぎるかしら?いかん!と思ったので、コームで毛を溶いてやるよ、という大義名分を用意。

丁寧に、優しく、語りかけながら行いました。木陰で風が涼しく気持ち良かったのか『終わったよ』と手を止めても、オイがいつまでもウトウトしていたのが印象的でした。『これは犬を混乱をさせる甘やかしの愚行かな?』という強迫観念は今日はお休み。

たまにはこんな日もいいよね。


自然に帰りたいわ

エンジェル・カードを引いたら、自然の中で静かに感じてごらん(JO母訳)だって。
本当に、週末は山のログ・ハウス(会社所有)にダンナ誘って行ってみよう。
桜にはまだ早すぎるけど、澄んだ空気の中で、お日様浴びてボーとしたいな。

この武装、解きたくって、解放されたくって、仕方ないわ〜。

私は何も知らないことを解っています。
柔らかい心がここから出して、自由にしてって言っているのに、まだまだ被ってしまった鎧が固過ぎるのだわ。

鋳型はもうたくさん。
おぇ〜とか叫びながら猛烈光線を浴びて、ガチガチしたものが溶けて、やがて中からチューリップが現れる。
そしてその中にお姫様の私と可愛いオイがいるの。

どう?そんなの。


靴下運べども・・・。桜の蕾膨らんでも・・・。

オイが堕ちてしまったよ〜。 ぁ〜
引き上げられないまま。

するべき事は、自分の心を振り返る事と、『オイって、頭いいよなぁ〜。じっと動かずに腹が減るのを防いでいるぞ』と感心してる男の押さえ込み。これが出来ずに、オイをどーのこーの言うのは間違いだ〜。


オイは最短時間で靴下を10セット運んだ。kuroさんのアドバイス、地道に根気良くの部分を、本当に心からありがたく頂戴するのだけれど、一応私にも靴下を10セットには、意味があるの〜(と、まぁ、信じているのよ)

ここでは『達成感と自信』を身に付ける前に『諦めと我慢』を学ばなければいけないのが、ワシラのレベルとして適当。

しかもこれはオイの最初のトレーナーのW田先生にも言われた事だから、齢5・6ヶ月の頃言われたことを、5歳まじかにして、いまだ悪戦苦闘していることになる。(*しかしこの靴下運び10セットとは、まったくの私の思いつき訓練で、プロの方の指導に則って行なっているものではありません)


靴下を最速で運んだということは、ある意味では少しずつ『諦めと我慢』が出来たって事なんだろうけど、気の狂ったような顔で運んでいたから、これは後退。目をギョロギョロさせ、息なんかハァハァさせちゃって、いつもより苦しくって仕方なかったらしい。

もう朝から何から何までダメで、夕方、土手へ伏せ訓練へ行って、これもダメ。桜はうっすら咲き始めていたけど、風が冷たく、『あれ、もっと厳しい環境の中でもウチラ頑張ってきたんじゃなかったけ?』と思うあたりが、私の成長の無さの証でしょうか。



オイ、飼い主の4歳児当時よりも立派な態度で注射される

4−7−2


昨日、オイが嫌に足先をペロペロ舐めているかと思ったら・・・。

4−7


日曜日の動物病院へ。獣医さんによると毛嚢炎ではないか、と。昨日の話題、お注射、背中にブチっとされました。

ここ最近のオイの精神状態の悪さの兆候が見えていたのに、それを解消する事が出来ていなかった。オイの顔を見て落ち込みます。こういう皮膚病も、オイの心が活性しておれば、ならんで済むものだと思う。

ダンナには、これは精神の疲労、特に人から弄られてストレスを感じてなる病気だ、ときつく言い渡しておきました。(信じないでね。あ、まるっきり関係無いわけでは無いから、ちょっと信じてね)


日常に潜む恐怖 (幼児時代とのリンク) その2

4-6-3


ハードルが1セット、増えました。手前、右、奥、左、手前、右、と6回跳ばせて終了です。オイはこれがやっと跳べるようになりました。

4-6-4


本犬、やる気はありっ!
しかし風に匂いを取ったり、音に反応して、純粋に作業に集中出来ない




自閉症の大学教授が、動物の感じる恐怖について書いた本がある。人間には大した事でもない水溜りも、牛の目にはこんな風に映る、などと案内書きにあって、是非読みたかったけれど、今は私の心の中の刺激してはいけない感情を突付くと思って、購入しなかった。いつか、自分にOKが出せたら読もうと思う。

でも、ちょっと待てよ。私はここで何万回も書いているけど、気が小さい。気が小さいと言うと、大抵の人は『私も!』と優しく同調してくれる。でも私の気の小ささは筋金入りよ。あなた達のとはちょっと違う、ふふ、と思う。


幼稚園の年少組みで、『今日、牛乳を溢した人には、酷い罰を与えますよ』と言った先生の言葉の呪いにかかり、気の小さい私は、その日、コップを落とし、誰もいない園庭に放り出された − これは以前書いた。

で、これはそれから少し大きくなった年中組みさんの時の話。
この日、先生は『お昼ごはんの前に、今日は注射ですよ〜』と言った。私はその瞬間から、真っ青。世の中の全ての不幸を一人で背負った4歳児になった。トランポリンで無邪気に遊ぶ友達が、みんな愚か者に見えた。どーして、絵本なんか読んでいられるの?ブロックになぜ、神経が集中できるの? みんなバカなの?平気なの?

やがてお注射の時間になって、ホールに整列させられた。私は3月末生れなので、名簿が末尾。しかし、恐怖に堪えきれずにワンワン泣き叫び、お医者様が『これだけ泣いて興奮していたら、危険です。先に済ませましょう』と、小魚の列の中から引き摺り出され、真っ先に餌食になる羽目となった。

腕が強張ってしまったせいで、針が刺さると、血が花火のように吹いた。お医者様は、しまった、と、もう1度やり直して、また花火になった。(と、私は記憶している)

お教室で先に休みなさい、と言われ、先生は特別に私のために牛乳を温めて下さった。しかし私は当時から温めた牛乳が大嫌いだったので、まさに泣きっ面にハチ。人生で最悪の日、年中組みで、再び!だった。

結局あのクラスの中で、私ほど気が小さく、怯えて興奮した子どもはいなかったのだよ。



母親の育児日記を読んだ事がある。自分は幼児の頃、大人たちから“ちゃあちゃん”と呼ばれていたらしい、それを読んで知った。

この日記のエピソードに、両親が私を使ってした実験が書かれている。部屋の真ん中にハイハイの出来るようになった私を置き、障子をガタガタ揺らして、幼いちゃあちゃんが、父・母、どちらの胸に逃げ込んで来るかを2人で試してみたらしい。

結果、何回やっても日頃べったりだった母親ではなく、私は父親に向かって、必死こいてすがった、とある。

この感覚、今でもすごく良く判る。

大学教授までいかなくっても、犬の気持ちを知る上で、私のこの幼児期に体験した恐怖の記憶とは、ものすごく役に立たないだろうか?

お注射と聞いただけで、ブルブル震え上がった自分の姿と、そろそろ鬼の時間ではないか?と怯えるオイの姿が、あまりにだぶる。

そう考えたら、幼児期の子どもという生き物と、犬とって、とっても良く似ている気がして、どんどん思い当たることばかり。買い物帰り、考えが止まらなくなってしまった。

4-6-5


『バケ猫は、こわいにゃぁ〜』

日常に潜む恐怖 (ドカン菓子に思う) その1

4−6−1


ま〜た鬼の時間が始まるのかしら?
嫌だわ〜。そんな事しなくていいから、草取りしなさいよっ!!


4−6−2


オイの顔、オゥシーの中でも、少しオンナっぽく、子どもぽっく、優しい顔になったような
気がしませんか?あ、怯えてるからですね。すんません。




私、この年で初めて経験しました。ドカン菓子。

団地の昼下がり、♪木曽〜のなぁ〜ぁ、なかのいさんは〜♪ 民謡をスピーカーでがなりたてながら、軽のバンが1台通り過ぎるのを見てました。米や小豆、醤油や砂糖、持って来い、懐かしのドカン菓子ですって。ふーん、と。
そして、音が聞こえなくなって、関心がなくなったその瞬間、ドカン

庭に煙が流れ込み、焦げ臭い匂いに、すわっ!テロ事件か?と緊張が走りました。子ども達の歓声に、あぁ、これがドカン菓子と言うものなのか。

しかし、緊張が走った、なんてもんじゃなかったのが、庭先に繋留されてたオイ(涙)。 家に入れて下さい、家に入れて下さい!あわわわわ・・・・。 
で、その哀れな姿に、充分に私も動揺させられ、家のハウスに入れる事となりました。

この私のとった行動は正解?失敗?
よく雷がなろうが、花火だろうが、飼い主が動じないこと、こんな事は何でも無い事って飼い主が態度で示せ、と犬のシツケ本にあるけれど、だとしたら、私のつい取ってしまったこの行動は『失敗』

こういう緊張感の無いボケーとした時に、突発的に興る事態にこそ、その人間の抱えていた隠し様のない本分が出る。私にとって、オイは相変わらず擁護すべきベイビーちゃんであって、(どんなにオイに心を踏みにじられても・・・)私は相変わらず、甘甘飼い主やってる、って事か・・・・。

オイは歳を重ねるごと、『怖いんです!アレ、怖いんです!』のアレを増加させてく一方で、一体、この先、どうやってあのコの犬生に、最低限の安心さえ与えられるのか、わからないわ。



4−4

先日の鬼の時間。
私が近づくと、こうやって地べたに張り付きたいあまりなのか、前向きさが無いからなのか、前脚が流れる。
力尽き果てたペンギンじゃないんだから。



オイ 泳ぐ。そして靴下も運んだ。

ここ2日、ダンナは東京に日帰り出張が続き、かなり忙しいらしい。今夜もモスリムだけどオレ、酒は飲んじゃうんだぁ〜、っていうオジサンの接待だから夕食要らないって。私もオイも、自分達だけのペースでやれて助かっちゃうなぁ。

それにしてもね。帰宅が遅れるって言うのに、『そっちに行くのは9時過ぎになるから、飯、先に食っててくれ』 だって。そっちって事は、あっちもあるらしい。それはさぞかし、忙しいだろうよ。


*************


昨日の天気は複雑だった。

短かったけれどとても暑い時間もあった。河川敷にポツンと1つある小さなグランドでオイと遊んでいたのだけれど、ガムシャラに走ったオイは、また『水溜りに入りたい〜』と
熱望。ダメだよ!と許さないけれど、だけど、あのオイの状態を見てると、クール・ダウン無しには、ぶっ倒れてしまいそうで、どうにも心配で仕方ない。

で、頃合を見計らって川に向かった。川が砂で堰き止められた絶好地を発見。そこらに落ちていた下駄の破片を投げてやると、大喜びで飛び込む、飛び込む!

『投げてぇ〜、投げてぇ〜、も1回、も1回、下駄、投げてぇ〜!』

泳いだ後も絶好調。正面停座でボールも渡せるようになったし、あくまでも遊びの時間だけれど、服従訓練を織り交ぜてみると、機敏に従う。私の帽子が風で吹き飛ばされれば、回収犬としても役立つ。・・・生まれ変ったオイがいる。


さて、ここまでが、オイの大好きな時間のお話。


**************


次がオイの嫌いな時間のお話。

オイの仕事の中に、靴下を回収する、というのがある。洗濯後の靴下を10セットほど廊下の端に置いて、反対の端で待つ私のところに全部を回収しなければならない。

これがお嫌いです、オイちゃん。

最初の頃は、ヒステリックに靴下を床に叩きつけたり、グゥ〜と唸って靴下に飛び掛ったり。イジレて運ぶから、靴下踏んで、セットが解けて仕事が倍にもなり。無い知恵かき集めて閃いたのか、まとめて口に詰め込もうとしてる姿もあった。

今も面白い。上手く撮影できるなら、こっそりビデオで撮影したいほど、面白い。

どんなに抵抗しても、この仕事から解放されないことを理解したオイは、しかし、それでも自分の内なるワガママからも解放もされず、悩めるハムレットのごとく靴下を見て呆然とする。

『運ぶべきか』 『運ばざるべきか』  う〜む。う〜む。

やがてオイの心の葛藤がどう決着尽くのか知らないが、たかだかそれだけの事に『意を決して』靴下を咥え始める。ヤケクソ気味だったり、自分で気分を高揚させる必要があるのか、大袈裟にポーズを決めたりして、しかし、何とか靴下を運び出す。

3回も運んだ頃から、今度は『そんな怖い顔で命令しないで』『もう少し、褒めてくれて良いと思うの。もう一度、この難題に挑戦する前に、私を励まし直して!』と、甘えたように誤魔化して、私に関与したがる。そして、ま〜た、まるで何をするべきか理解できないかのように、突然、廊下の真ん中でボーと立ち止まってみたりする。

いい加減、待ってるこちらも短気を起しそうだけれど、たったこれだけの作業であっても、根がワガママな犬とはこーんな葛藤を抱えて生きているのだ、と見せつけられる。

自分が愉快でない作業であっても、『私の仕事ですから♪』とオイが思い直す日は、まだまだ遠そう。


どんくさい飼い主だからこそ

空き地で工事現場のおっさんがマーキングをしているのを目撃しちゃってから、しばらくあそこで遊べなかったの。でもこの雨で流れたから、いいかな、って。


ロング・リード付けたって、ドック・ランのような区切られたスペースがあったて、最終的には犬の判断に任せるしかない場面が多い。

しかしロング・リードってちょっと危ないかも?って思う。オイのような遊びにガムシャラさんの犬の飼い主だから思うのか、犬の足にリードが絡んで骨折や捻挫・火傷なんて事はないの? 頚椎痛めちゃったりとか。

ちょっと思い立ってみたのだけれど、オイのカラーに繋ぐリードを細い紐タイプにしてみました。フィールド系の犬の訓練には、もっと丈夫なリーシュが使われるようだけれど、空き地で遊ぶのにはホーム・センターで売ってるような、滑りの良い紐で充分。

この紐ロープの先に、通常のロング・リードがあって、その先は、空き地管理用・園芸一輪車に繋がれています。オイは私の足元で思いっきり遊びますが、こぼれボールを拾いに離れるような時には、ロング・リードが役立ちます。ちょっと遠目にボールを投げてやって、そんなボールを鼻で弾いちゃったりした時に、更なるGとして役立つのが、今度は一輪車。
オイは一輪車を引き摺ってでも走るけれど、タイミング良く呼び戻しをかければ、状況の不愉快さもあって、いつもより真面目に戻って来ます。何よりもガッツ〜ン!ウゲッが無いのが、安心できる。

一輪車の代わりに、強力な繋留バネがあれば、どこでも便利だ〜。探してみよう。

* 素人が、自己責任で、しかも思いつきの実験でやっている事をご了承下さい。


4-1

余計な話はいいから、早くボール投げれ!

負け飼い主の遠吠えだっ!

うおぉ〜 う、うおぉ〜〜〜


いいの。言っちゃうからね。素人はオゥシーなんか飼ってはダメだ。
(それじゃ、オゥシーってどんな犬種よ?って聞かれたら、わからないけど 爆 )

よくわかんないくせにのたまうが、オゥシーは原始的な本能が強すぎるんだよ。多分。従順で、健気で、可愛らしく、しかしどこまで行っても、原始本能と紙一重。

激しい興奮で、体(内臓)を傷つけてるだろうから、オイ、苦しいね、って、私に情が流れると、その隙をギュッと突く。

ハードル練習しているのに、家の前を通りかかったパグは、吠えかかるらなければならない程の敵? 日差しが一瞬暑くなったからと言って、川に脱走しなければならないほど、辛かったの?

ぐ・ぐるじいぃ〜。ぐるじいよぉ〜



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