日常に潜む恐怖 (ドカン菓子に思う) その1

ま〜た鬼の時間が始まるのかしら?
嫌だわ〜。そんな事しなくていいから、草取りしなさいよっ!!
オイの顔、オゥシーの中でも、少しオンナっぽく、子どもぽっく、優しい顔になったような
気がしませんか?あ、怯えてるからですね。すんません。
私、この年で初めて経験しました。ドカン菓子。
団地の昼下がり、♪木曽〜のなぁ〜ぁ、なかのいさんは〜♪ 民謡をスピーカーでがなりたてながら、軽のバンが1台通り過ぎるのを見てました。米や小豆、醤油や砂糖、持って来い、懐かしのドカン菓子ですって。ふーん、と。
そして、音が聞こえなくなって、関心がなくなったその瞬間、ドカン。
庭に煙が流れ込み、焦げ臭い匂いに、すわっ!テロ事件か?と緊張が走りました。子ども達の歓声に、あぁ、これがドカン菓子と言うものなのか。
しかし、緊張が走った、なんてもんじゃなかったのが、庭先に繋留されてたオイ(涙)。 家に入れて下さい、家に入れて下さい!あわわわわ・・・・。
で、その哀れな姿に、充分に私も動揺させられ、家のハウスに入れる事となりました。
この私のとった行動は正解?失敗?
よく雷がなろうが、花火だろうが、飼い主が動じないこと、こんな事は何でも無い事って飼い主が態度で示せ、と犬のシツケ本にあるけれど、だとしたら、私のつい取ってしまったこの行動は『失敗』
こういう緊張感の無いボケーとした時に、突発的に興る事態にこそ、その人間の抱えていた隠し様のない本分が出る。私にとって、オイは相変わらず擁護すべきベイビーちゃんであって、(どんなにオイに心を踏みにじられても・・・)私は相変わらず、甘甘飼い主やってる、って事か・・・・。
オイは歳を重ねるごと、『怖いんです!アレ、怖いんです!』のアレを増加させてく一方で、一体、この先、どうやってあのコの犬生に、最低限の安心さえ与えられるのか、わからないわ。
先日の鬼の時間。
私が近づくと、こうやって地べたに張り付きたいあまりなのか、前向きさが無いからなのか、前脚が流れる。
力尽き果てたペンギンじゃないんだから。
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