プロフィール

飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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食中毒の母

『A A I ・・・・ A A I ・・・・あ〜あ〜 』
エィ エィ アイ  エィ エィ アイ
この言葉には、一体どういう意味が隠されているのか、イノシシ・ベイビーは、
こう繰り返し喋りながら、実家に横たわっていた。

妹が里帰りして来た。
丸々太ってる赤ん坊というものは、何はさて置き可愛いと思うが
カメラを向けると
『その角度から撮ると、鼻の穴が丸見え!やめて』
と、横から死にそうなイノシシ・ベイビーの祖母。

母は、足元がふらつき、嘔吐、目眩、貧血だと言って倒れていた。
(後に食中毒だったと判明)
しかし、ちゃんと赤ちゃんの横の、ベスト・ポジションに並んで
倒れているってところが、さすが。

昔、ウチの母親は父を含むグループと山菜採りに行った。
牧場の近くで、母は牛が逃げ出さないように電流の流れる鉄柵に
知らないまま接触しそのまま鉄柵を越えて、牧場の中で倒れこんだ。
ショックで軽く意識を失い、気がつくと、腰が抜けて動けなかったと言う。

『お〜とうさ〜ん!』と力の限り叫んでも
『お〜ぅ!』と呑気な返答が遠くからあるだけ。

母が顔だけ動かして辺りを見回すと、自分のまわりには豊富に
山菜があちこちにあったと言う。

母は“ひっくり返ったミズスマシ”のごとく
自分の腕の範囲内で、辺りの採集をせっせと行い出した。
やがて父は、なぜか牧場内にひっくりかえっている、自分の妻を発見。
しかし、電流の柵のせいで、中に入れず
柵の切れ目を探しながら、遠回りしなければならなかったため
駆けつけるまでに、更に時間がかかった。

母はその間に、無事復活しており、ようやく駆けつけた父に
牧場内の山菜採取を命じたと言う。

**********

3年前のGWの時は
『おばあちゃんが登ったハイキング・コースを一緒に上りましょう』
と、父と弟と、その息子の孫(当時1年生)を誘った。
そして山を軽く見てショート・カットを図り、本当に、そのまま迷子になった。

携帯電話は圏外になり、足元は気がつくと崖になり
鬱蒼と茂った木々の中で、獣道さえ無くなったと言う。
4、5時間彷徨い歩いた末、日頃、登山が趣味の父が何とか
動き回っては、道を探し出し、自力で山を下る事が出来た。

6歳だった甥っ子は、その間、泣き言・弱音の類を1つも吐かず、
大人たちを信じて歩いたと言うので
あのコの気性をとても母は気に入り、しかも
『あの日、あのコはオトコになった』という事にもなっている。
(しかし、その夜、甥は苦しそうに、唸って唸って寝ていたと言う)

こういう母のエピソードは、いくつもある。

街に出たついでに、ケーキを買ったので
『食べる?』と訊くと
『うん』

元気になって、良かったね。


8-29-1
犬のシツケも難しい。
以前よりずっと良いコになったオイではあるが
踏み台の下に籠り、ジトーの心の不活性は続く。
しかし、この時は何があったのか?
何を見てるの?オイ?


8-29-2
排泄の後、死にそうな蝉を発見。オイ、大喜び
“撮影は出来るだけ早く済ませてねっ!”


8-29-4
 “えへっ!”
8-29-3
 “パクッ”

暑さ、落ち着く。

真夜中にオイがガサガサうるさい時は、どーも
『暑い!暑いんだよっ!』
と、不快だったからだという気がする。
それを微妙に主張されていたのかな?

夏の間、オイは午前中は庭で。
影が僅かになる正午前は、玄関で。
そして午後は一番風通しの良い、廊下か納戸で。
さすがに連日36度を超えていた頃には、クーラーの部屋に入れた。
そういう時は、生きた心地もしないわ〜ん、ぺタッ〜。
昔の習慣を、体が良く覚えておるようだった。

夜は、風も無く、人も寝苦しく耐えられないような日には
冷房の入った部屋に。
そうでない日には、寒いくらい涼しくなった部屋で
ワタシと枕を並べ、そして現在もそのままに至る。
ワタシのフトンにもたれるようにして寝むりにつくが
目が覚めると、網戸にもたれかかって、寝ている。

いっその事、この季節、一番涼しいベランダか庭で
夜を過ごさせようかと思うが
早朝の鳥追いの空砲や爆竹で参ってしまうので
出来なかった。

でも中盤からは大分興奮も無く、落ち着いてきたようだし
来年は 『この季節だけのとくべつ』 も、終わりかなぁ〜?

2005−8−02
新潟の秘境にて。
しかし、タヒチにて、なんて年賀状で使えないか、考えてみる(爆)


ブラスバンドとハーディングを体験す

ま〜たまた菅平高原に遊ぶ気満々で行った。

遊ぶぞよ!
久々ぞよ!
ボール、持って来ましたからねっ!
今日は弾けるぞよ!オイ。

ところが本日の高原は、楽器の音があちこちから。
学生奏者が、おのおの練習中。

最初は落ち着かないながらも、何とか堪えていたオイ。
ニャ〜ニャ〜〜(と私には聞えたな。猫の声に良く似てた気がする)
という楽器の高らかな音で、一挙にパニック。
暴れ出す。
落ち着かせてやりたくても
リードさばきやら、足さばき(って言うのか)が
上手く出来ない素人の悲しさ。
とほほ・・・。
それでも多少落ち着いてきたので
停座させて、不協和音の演奏(?)に耳を一緒に傾ける。

やがてオイの後ろ足の震えが止まって
ソヨソヨと、毛がそよぐだけになったのを確認し
更に不協和音の源に、近づいてみる。
草むらの中で、とっても怪しげなお二人さん。


・・・・・。
いいやいっ!
もう遊ぼうやいっ!

『ボール持って来〜いっ!』
坂道をボールに向かって走っていたオイ。
なぜか、いきなりダッシュを加速!

びっくりした!
キジの親子連れが10羽ほどパタパタと藪から
現われたじゃないの!

大慌てで『座れ!』
ちゃんとコマンドに従ったよぉ〜!
よ、良かった〜。
『おいで!』
で、野生のチキン達に未練も無く戻って来た。

(本当は多分、怖かったのね)

小さなダチョウのようなキジのヒナ達。
そこらを闊達に走り回ってから、藪に消えて行ったけど
写真、撮りたかったなぁ。

8−24
今年最後のモモを食べるオトコに、執拗につきまとうオイ。
ハーディングの練習は家畜を傷つけないように、
最初はデリケートなガチョウやアヒルで行なう方法もあるらしい。
これは朝、キジで行なえなかった狩りの練習を、
おっさんでしているのか。

子どもに吠えられ、触られてしまったよ。

雨が降ってくれて、ミミズだって、カエルだって、アメンボだって
みんな、みんな、一息ついたと思う。
我が家の芝生も元気がなくなって、芝刈り業務から解放されて久しい。
みんな達、生き返れ〜!

薄暗くなった頃、一端止んだまた雨が降り出してきて
いかにも散歩にふさわしくない時間帯になった。
『今だっ!散歩に出かけるぞっ!オイ』
こういう事もある。
土手の遊歩道を歩くと、犬の散歩の帰り組さん達とすれ違う。

そんな中、Mシュナと、大人数人と子ども2人の一団が歩いて来た。
狭い土手なので、一団に道を譲って通り過ぎようとした時
子どもの1人がいきなり『ワンッ!』オイに向かって、叫んだ。
子どもの声は薄暗闇の中で、大きく響いた。
とても驚いた。
自分は多勢で安心であり
もしかすると、自分の犬に加勢したかったのかも知れないが
(でも、オイは脚側も姿勢も崩していないからね)
子どもに調子に乗った悪意と、攻撃的な感じがあったのは、
明らかだった。

私もオイ同様肝っ玉の小さい女なので
しばらくしてから、ムカッ〜!
追っかけて行って、
『ふざけんな!お前!』
年端もいかない子どもとはいえウォンウォン
泣かせてやりたかった。
子どもには美しいところもたくさんあるが、邪気もある。

先週は2才ちょっとくらいの年齢のオンナのコが
まったく物怖じせず、オイのお尻をペタっと触って、離れて行った。
これも驚いた。
三姉妹の長女、次女、祖母が言うには
まったく犬を怖がらず、どの犬にも手を出してしまうのだと言う。
あまりに自然で、さりげないから
今まで問題が無かったのだろうか。
『とても危ないことだよ』
そう伝えて別れたけれど、誰もあのコに、そう注意は払わないだろう。
(これからは要注意だ)

どうも最近、『子ども』が絡んでくる。



アスリートと哲学者

8-13
オイは人間のオンナのコだったら、出来ちゃった結婚は有り得ないと思う。
だって、気が小さいもん。

わたしとしては
あいてが やきゅうせんしゅか さっかーせんしゅなら、
もんだいないとおもっているの。


猛暑の中で、ワタシの怠惰な生活に付き合わされているのだから
オイも相当参っているはず。
昨夜はエライ情緒不安定で、カシャカシャ動き回り、安眠できなかったようだ。
特別に『これだ!』と思い当たる原因もないんだけれど、ごめんなさいね。

それにしても、この弛緩しきった精神と肉体では、早起きもままならない。
結果、起きた時間から、もうすでに暑さに耐えられない事となる。

そういう時は、(たまに)ラクビーやマラソンのメッカ、菅平高原に向かう。
ここでは、今、最低気温が16度らしいから、木陰の道を選んで行けば
まだまだ、涼しい。
オイに脚側を入れながら、山道をテクテク歩いていると
時折アスリート達が私達を追い抜いて行く。
(あぁ〜、ここでは、ワタシひとりだけが、緩みに緩みきった肉体派か)

犬を飼う人の必須条件と、スポーツマン精神は類似しているように思う。
かつて、覇気、自制心、気合、前向きさなんて体育界系の言葉が
ワタシの脳みそ内を飛びかっては、醗酵していたもんね。

オイは、彼らの合宿参加できたら、とても喜ぶはずだよ、きっと。
人の集団にくっついて、コースをひたすら黙々と走る。(自己鍛錬の走りってヤツ)
鬼コーチに厳しくしごかれては、充実感を得る。
恐らく、それはあのコにとって極上生活。


***********


シアトルの真澄さんが
『こちらは夏が素晴らしくって、犬は世界一幸せ』
と言う。
しかし肝心の自分の愛犬は、7月4日の建国記念日の花火以来
朝の散歩は意気揚々と行くくせに、昼と夕方は、そそくさと排泄を済ませてお終い。
率先して家に戻るのが情けないらしい。

時々、その散歩先でオゥシーを見ると言う。
小柄なオイより更に小さくて、シェルティ・サイズだというから
多分、ミニチュア・オゥシーだ。
とても賢く、落ち着いていて、飼い主さんが大好きな様子。
『飼い主の方が、物想いに耽ってる哲学者のような方なの。
だから、犬も哲学者のようなのね、っていつも思ってしまうのね。
単純かしら?でも、本当に犬まで、そういう感じなの』

哲学者 + オゥシー
ソクラテス + オゥシー
そ、それは、確かに異色の組み合わせだな〜。

しかしこの哲学者のような方にも、アスリート達と合い通じるものが
ある?



叔母はスポンサーになる

leg
イノシシ・ベイビー
クラシック・バレエを習わせるから、
スポンサーになれ、とイノシシの母。
baby

とても可愛い赤ん坊だというと
『それは身内だから?客観的に?どっちよ?』
より詳しい説明を、厳しく求められる。
歯のようなモノ(歯ではないらしい)が歯茎に出来て
焦ったイノシシ母から、実家に届いたメール。

嫌がって暴れたせいでブレた写真だが、とても可愛い。

子どもの頃の記憶

そうだった。
暗い月明かりの部屋のフトンの中で、涙がホロホロこぼれてきた。

私に届けられた、スピリチュアル・メッセージ。
『とても張り切って、あなたはこの世に生れてきました』

『頑張るよっ!』
(と言った後で、どうもちょっと感じが違ったらしく、訂正される)
『頑張るよ!』
もっと小さな声が、正しいらしい(笑)
それでも、意気揚々と生れてきたんだそうだ。
とっても難産で(笑)

しかし、道半ばにして、あまりにもこの世での修行が辛く
神様と契約した試練を(こういう表現でいいのかな?)
泣きついて、軽減してもらったらしい。
これ、とても私らしいエピソードじゃないか!
スピリチュアルの世界は、正直、信じたり信じなかったりだけれど
神様、ありがとう。


高原からの帰り道、炎天下のスーパー・マーケットの駐車場で
ガソリンの匂いを嗅ぎ、胸が苦しくなった。

夜は随分と涼しくなり、クーラーの寝室に居たくなかった。
風通しの良い部屋のフトンの中で、ひとり、ぼんやりしていた。
オイは、クーラーの部屋に疎開して行った。


『その試練が軽減された時って、いつだったのだろう?』

小児喘息だったんだろうな、と解った。
父親は、自分が子どもをプールに通わせたので直ったと思い込んでいるが、たまの休みに、たま〜に市営プールに連れて行く程度で、直るかい。
現実的には、私は成長して体力が付き、自然に治癒して行ったんだろうね。

しかし、30代のある日、声が出なくなったぞと思ったら、
ヒューヒューと息が出来なくなった。
『軽い喘息ですね』と診断されたが
そんな医者の言葉は、あまりショックでなかった。
それより、その前夜、大袈裟でなく背筋に寒気が走ったようだった。

『私は、この苦しさを、覚えている』
記憶に無いようでいても
体はちゃんと覚えているもんなんだね。
3ー5歳の頃。そう。

小さかった私は、喘息の発作に、
もうなす術も無いし、受け入れるしかない事を
わかっていたような気がする。

両親は近くの医者に、私を抱いて駆け込む。
晩酌の後の医者は、『またか』
随分不機嫌そうに診察したらしい。
しかし、そう親や医者に看病してもらいながらも
なぜか誰も頼れないし、誰もこの苦しさから自分を救えない
世界観のようなものがあったような気がする。

無抵抗そのもの。
それが小さな子ども、なんだろうね。

今思うと、私の人生生涯の中で、一番誰にも依存しない
精神的に独立していた時期だったのかもしれないよ。
無知で無力とは、こういう事なのか。

あの頃の私にとって、発作は恐怖や絶望ではないの。
けれど恐怖や絶望の中にいる。
受け入れている。
なにもかも、自然なことだった。
息を吸っても吸っても、胸が潰されそうだというのに。

そうして年を重ねて、恐怖に対する恐怖も覚え、
抵抗するし、痛いのは嫌だし、文句は誰よりも言うし
神様には、現世の利益をねだる大人になったわけ。

あの頃の自分は、自分でないような
何だか、随分、偉い子どもだったぞ。
不服も辛さも、何もなかった。
(しかし耐え切れず、神様には泣きついていたのか)

スピリチュアルな世界も
難しいことも、良くわからないけれど
小さな自分を思い出して
『そうだった、そうだった』
こう、涙が、ただハラハラこぼれるの。

8-16-7
しみったれた話はやめな!
ワタシみたいにガンガン行きなさいよっ!


お山の休日

『この家には、使役犬モドキと使役オトコしかいないっ〜!』
そんな絶叫が響いた直後。
1年ぶりに連れて来られた山の川。
8-16-2
泳ぐわよ、ワタシ。
棒、投げなさいよ!
そこの使役オトコよ。

とても驚きました。
昨年は来なかった山の川。
今年、入り口が、解りずらくって、ちっとワイルドになっていました。

しかし、一体、どういう変化があったのでしょう?
大きな岩の合間を水しぶきを上げて流れ落ちる川が
(日本酒のコマーシャルなんかが良く似合った)
こ〜んなプールになっていました。

この猛暑で山の温度も高いからなのかな。
水温が以前よりずっと高い。
川底のぬめりが気になります。
白い泡も、良くないね〜。

8-16-4

昔、愛子さまが遊んでいるのも知らず、オイ、吠え立てて
護衛の警官に即刻退場を命じられたホテル。
高原は涼しくって、車に残しても平気だったと思いますが、
ここは外のテーブルなら犬も可なので、一緒に食事連れてきました。

8-16-5

ここは、別天地の涼しさだわね。
やっぱりワタシと牧草って、ベスト・マッチだわね。
ガキがここでもウロウロしてるしね。
(ちだう、ちだう!)


8-16-3

オイと人間の子ども

オイと数ヶ月ほどの時差で、この世に産まれてきた友人Eの愛娘、ミーナが我が家に遊びに来た。
忙しく働く母Eのために、ベビー・シッターとして今日私は張り切って働く(予定だった)。

『ミーナちゃんは大きくなったら、何になりたいの?』
『えっと、パイナップル!』

・・・・・。

そうか・・・・。
頑張って欲しい。

『ちだう、ちだう。大嫌いなパイナップルを食べられるひと〜』
大慌てで言い直す幼子の可愛さよ。

しかし、手がかからんコなので、だんだん私の上瞼と下瞼がくっついてきたよ。
血を分けた我が子ならば、とっくに寝ていると思うがなんとか堪える。

このコが初めて我が家に遊びに来た時は、オイはまだ小さな仔犬。
サークルの中にいた。

オイです。
ただいま、訓練中です。
どうぞ目が合っても
私を無視して下さいね。

貼り紙がしてあったのを、友人Eは今でもよく覚えていると言う。
そして
『あれをちゃんと守っていたらねぇ〜』
必ず、必ず、残念そうに付け足す。

あれから5年。
少しずつ大きくなりながら、ミーナとオイは何度か会っている。
ミ−ナは、犬は怖くて避けて歩くが、何がどうだかオイだけは好き。
しかし、オイはミーナを、屁とも思っていない。
私が甘い顔になって、この小うるさい生き物をちやほやするのが
意外である、という顔をしていた。

ミーナがリビングに隠したボールを、オイが捜すゲームをした。
大喜びで、なんども『もー1回!』
しかし、そのうち、オイのヨダレが、ベトベト手についてしまった。
私に抱き上げられて、洗面所に向かう。


オイに寄って来られて、キュっとお尻が硬くなる幼子の可愛さよ。

8-14
オイには子どもに対して寛容さや、博愛の精神など、微塵もありません。
興奮の目というより、牧羊犬の目になっています。
シビアに、ガキの行動を見張ります。
ミーナが手に持ってるウサギのヌイグルミを執拗に狙う、オイちゃん。
ヌイグルミが欲しいなんて、子どもっぽいわねぇ〜。(ちだう、ちだう!)



文明の機器、扇風機はお友達

クーラーを付けていない部屋が36℃。
冷房の入った部屋でも
どんなに頑張っても、最低温度が28℃にしかならないよ!

ゴロゴロしているオイをそのまま部屋に残して
外出した。

扇風機も回しておく。
今年使い始めたダルトンの扇風機。
まことに強風で、お役立ち。

家に着いて目撃したものは、家具の間で
仰向け寝のオイの姿。
扇風機に、腹の毛をフワフワ立たせているし
一番快適な状態を探り当てたらしい。

ボ〜として、私を見上げる。
家族のご帰宅もあまり関心ないよう・・・。

やるなぁ〜。オイ。
お前は立派なオバサン犬である。

8-13-1
しかし、犬だから、子どもっぽいところもあるの。タコ入道だよ〜。


文明の機器

オイの根本は野生だ。

犬にとって大切な時期、河川敷や山で自由に放して遊ばせたのが、余計にそれを助長させた。今は表面上は多少落ち着いたが、若い頃は、とんでもない“野性の申し犬”。

『(カラスの)かぁこちゃんよ!』
などと迂闊に口を滑らせようものなら、一目散に走り出し、カラス達を追い散らし、残飯を奪い取る。カラスは、きっとハゲタカの役割をしていたんだろうなぁ。

川の向こう岸に、花見の宴会後の残飯があれば、川を泳ぎ、足場も無いコンクリートの壁をよじ登って行った。
そして辺りの通行人に警戒を怠らず、食べ物を漁る。この時の卑屈な姿勢や微妙な距離感なんか、普通の家庭犬なんかにゃ、出来ないね。

河川敷のグランドで遊ぶと、オイの頭上でトンビがよく輪を描く。
だんだんと降下してきて、とんびの影が映る頃、オイは襲撃されるのではないか?と私はハラハラしていたが、肝心のオイの方は、まったく平気だった。オイが慌てなければ、『安心なのだ』と納得できるのだった。

ある日は、ロング・リードを使用してフリスビーの練習。
暑くなったので、自分は木陰に腰を降ろし、『休め』オイにも命じた。
するとオイは私を横目で見ながら通り過ぎ、もっと影の濃い大木の根元近くにどっしりと腰を降ろし、『やれやれ・・・』と言った。
そして『もっと涼しい』場所をオイが知っていた事に、随分驚いたものだ。クーラーの部屋で育った犬だったから。

山に遊びに行っても、大好きな川の匂いを感知する。
『こっちだよ!こっちに行くんだよ!』
オイが嬉しそうに知らせるし、はしゃぎ始める。初めての公園でも、水道の位置がわかる犬は多いらしいが、オイもその中の1匹。

この夏、オイと扇風機とを仲良くさせようと思っている。
クーラーのような姿のわからないモノは平気だが、音を立てたり、首を振ったりする中途半端な文明の機器、扇風機はダメ。野生の神経質さが、あのコの 『気に入らない』本能を刺激するように思う。

齢5歳。
おばさん犬として、図々しく生きていくのに、ふさわしい年齢でないの?
暑いより、ずっとマシだと思うよ。

8-11-1



8-11-2
  あ〜ぁ〜
よっこらしょっと。

地元の名産品

cp

川中島のモモ。
昔は、母の知り合いの農家から、売り物にならないモモを、毎年籠一杯いただいていた。
流しに顔を突き出し、美味しくなければポンポン捨てて、新しいのにかぶりつく。
こんな当たり外れのある果物を、お金出して買うのは、馬鹿らしいと思っていた。
今は甘くないモモは、搾って薄められ、犬の午後の飲み物になる。

信濃町のとうもろこし。
これも地元の名産品。野尻湖の帰りに買ったりする。
甘くて美味しい。



p


ダンナの買ってきたパイナップル。ベトナム土産。
1個35円で、10個購入。
送料のことは気にしない。

マンゴーが食べたいという妻の願いは
『あれには、味に奥行きがない』 という理由で却下される。


オイ、歯科検診で、合格する。

行って来ました、埼玉 again。

オイの歯科検診です。歯科治療の出来る獣医さんは、埼玉にあります。本当は術後、2週間のうちに2度検診が必要らしいのですが、遠方だという事で、1回に。
次は11月にレントゲンをかけて、確認だそうです。ばい菌の炎症などもあるので、治療したから、ハイ、終了!というのでは無いみたい。

しかし今回は視診だけ。3分程度で終了。
先生から、『完璧です!』と太鼓判を押され、950円程度の支払いを済ませ、とっとと帰えるぜ。動物病院の滞在時間は、30分も無いんじゃないのかな?

それにしても、山岳民族の私から見ますと、交通量の多さに参りました。ノロノロ進まない国道をトラックに挟まれ進んでいるうちに、息が苦しくなってきて、『おお、私は喘息持ちだった!苦じぃ〜、苦じ〜いわぁ〜』(←大袈裟だって。しかし1人なので)

高い山々が現われて、長野が近くなると、ホッとする。
『ヨーゼフ〜!今、帰るわよ〜!オー ラリラリホ〜!ラリラリーホ〜』

横川でトイレ休憩をしようにも、軽井沢近辺とはいえ、暑すぎ。駐車場のアスファルトの上をオイに歩かせるわけには行かず、抱っこです。
ズボンがずり落ちそうになり、私のおパンツ見てしまった方もいるかと思いますが、まぁ、観光地の思い出にしておいてね。

家に着いた途端、あのコも参ったのでしょう。水、たっぷり飲んでました。朝、6時に家を出て、14時帰宅の旅は、こうして終了。

お疲れさまだったね。



オイ、一緒に寝る

納戸の窓を開け放ったまま寝るわけにいかず、この季節、オイと寝室を共にする。

昨年はリードに繋留していたけれど、今年は仔犬の頃使用していたサークルを引っ張り出して、使用することにした。
クレートは、体温がこもるので使わない。第一、普段は車に乗せて外出用に使うから、泥で汚れているし、毎晩2階に運び上げるのも面倒くさい。

床に固定されてるわけではないので、あのコのいつもの“へそ天の大股開き”で寄りかかられると、サークルは倒れてしまう。また、何かとダンナに覗き込まれるオイのプライバシー保護も考えて、重石と目隠し用に、踏み台やら収納箱だのでサークルを囲んでやった。
結果、学生紛争のバリケードのような、オイのサークルになった。

最近、花火や雷、爆竹の災難の憂き目にあっているオイである。今日も夕立に激しい雷雨があった。人間の方は、さっぱり!夏はこうでなくっちゃねぇ!であるが、オイの方はヨダレを垂らし、ブルブル震えていた。
8-1-5

目が完全にいってます。へへへ。ヒクヒク

そういうただ事ならぬ精神状態がそうさせるのか、真夜中にサークルの中でガタガタ動き出す事がある。ヒックヒックと哀しげな寝言も言う。
そして朝方にはぐっすり眠りに落ちるらしく、『起きなさい』と声をかけても、大股開きのまま、ボケーとしていたりする。

(自分なりに)獅子奮闘していた頃には、オイを呼ぶ声色も、いつも気にして男のように振舞った。ケージから出す様は、まるで衛兵の儀式のようだった。
今は普通。ただ自分の腹の奥に1本、ケジメだけつけておけば、それでいいと思っている。昔の私はこれが徹底的に欠けていたのだ。

去年の夏はまったくオイに出来なかった湿疹が、今年は少し出来てしまった。オイと自分に負荷が足りないのだと思う。しかし、今は、一番大変な日でも、公園の木陰のベンチで、ゆったりと、走り回って遊んでる犬を見学して帰ってくるだけ。それだけ。

今夜もバリケードの中でオイは眠る。グフ〜と鼻息を立てて。

蝉を追いかけたこと。
怖い雷。
一口、父さんからもらったパイナップル。
どの夢を見るのか。
父さんには困ったねぇという、“あのシト”の困り顔か。


気の小さいオンナのする仕返し

英会話教室で、どうも最近、ムカつく。

青い目の若造はまだ良い。
青い目の中年オトコに、カチンッとくる。
軍隊でもあるまいに、生徒にエバリ過ぎだ。
小馬鹿にしている感じが、目に余る。

生徒の質問を理解しようという姿勢に欠けている。
だから、すぐに質問の意味を自分勝手に決め付ける。
『何回、同じことを説明させるんだ!』
『だから、最初から質問の答えになってないんだよ!』
怒鳴り返したいが、気が小さいので、心の中でつぶやく。

同僚に不平がある場合、それをどう解決するかが
その日のクラスのサブジェクトだった。
『ボスに相談するべきか、直接本人に伝えるべきか?』

『日本ではね。
こういう問題は、常に裏で解決しています。
コーヒーの中に石鹸の泡を入れたり、クッションの下に
画鋲を置いたりするのが典型です。
私もしますよ。
あなたも、もし職場でトラブルがあるなら
必ず誰かから、されているはずです。
あなたには、絶対、気がつかれないようにね』
とても真面目に彼の質問に答えた。

漂白剤の原液で、マグを漬け置き洗いもするよ
言い足したかったが
能力不足からくる時間切れで
席に戻る。

これが今の私の精一杯か〜。

仏教徒も雲見て、天使を思う

風が涼しくなった夕方、オイと庭に出て
雲の美しさに絶句。

雲
↑天使
雲2

こういう宗教画のような神々しい空を見ていると、
お盆も近いが
“アーメン”とつぶやいてみたくなる。

ここ最近、感謝するような偶然がとても多い。

オイの歯の治療に行くのにも、
渋々、買い換えた携帯のナビ機能が使えて
見知らぬ街の渋滞でも困らなかった。
度を強くしてもらおうと買い換えた眼鏡のレンズが、
絶対間に合わないと言われていたのに、前日に届いてしまった。
当日、猛暑にならなかった。
そして、オイの歯が無事に残った。(自分に嫌気は差したけどさ) 
私には初めての大冒険、長距離ひとり旅が、安全に終了したこと。
車の中が、居心地の良いものに感じられたこと。

オイの治療はまだ続く。
2週間後に、また片道4時間の旅に出る。
そして、私のお財布も軽くなった。
英会話教室の資格習得のセミナー代金は想像以上に高額で、
この夏の参加は、諦めようと思う。
予定していた東京のバレエ観賞も、キャンセルした。

ま、良いではないか。

8-1-3

8-1-3

オイ、歯医者さんに行く

わたしの おれた は きれいになったのよ。
もう いたくならないって いってたよ。
とても うんがよかった。
ぎりぎり せーふ だったらしいよ。

ぼーるを かじると は みじかくなっちゃうから
やめてほしいって。

これからは 
とくべつの ときにだけ
ぼーる あそびしようねって
あのしと いうけど
わたしの いきるよろこびのほうは
どうしてくれるの〜?

欠けた歯
治療前

治療後

治療後 

私達の銀歯よりも素敵です、オイ。
そして、長い間、ごめんね。



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