アスリートと哲学者

オイは人間のオンナのコだったら、出来ちゃった結婚は有り得ないと思う。
だって、気が小さいもん。
わたしとしては
あいてが やきゅうせんしゅか さっかーせんしゅなら、
もんだいないとおもっているの。
猛暑の中で、ワタシの怠惰な生活に付き合わされているのだから
オイも相当参っているはず。
昨夜はエライ情緒不安定で、カシャカシャ動き回り、安眠できなかったようだ。
特別に『これだ!』と思い当たる原因もないんだけれど、ごめんなさいね。
それにしても、この弛緩しきった精神と肉体では、早起きもままならない。
結果、起きた時間から、もうすでに暑さに耐えられない事となる。
そういう時は、(たまに)ラクビーやマラソンのメッカ、菅平高原に向かう。
ここでは、今、最低気温が16度らしいから、木陰の道を選んで行けば
まだまだ、涼しい。
オイに脚側を入れながら、山道をテクテク歩いていると
時折アスリート達が私達を追い抜いて行く。
(あぁ〜、ここでは、ワタシひとりだけが、緩みに緩みきった肉体派か)
犬を飼う人の必須条件と、スポーツマン精神は類似しているように思う。
かつて、覇気、自制心、気合、前向きさなんて体育界系の言葉が
ワタシの脳みそ内を飛びかっては、醗酵していたもんね。
オイは、彼らの合宿参加できたら、とても喜ぶはずだよ、きっと。
人の集団にくっついて、コースをひたすら黙々と走る。(自己鍛錬の走りってヤツ)
鬼コーチに厳しくしごかれては、充実感を得る。
恐らく、それはあのコにとって極上生活。
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シアトルの真澄さんが
『こちらは夏が素晴らしくって、犬は世界一幸せ』
と言う。
しかし肝心の自分の愛犬は、7月4日の建国記念日の花火以来
朝の散歩は意気揚々と行くくせに、昼と夕方は、そそくさと排泄を済ませてお終い。
率先して家に戻るのが情けないらしい。
時々、その散歩先でオゥシーを見ると言う。
小柄なオイより更に小さくて、シェルティ・サイズだというから
多分、ミニチュア・オゥシーだ。
とても賢く、落ち着いていて、飼い主さんが大好きな様子。
『飼い主の方が、物想いに耽ってる哲学者のような方なの。
だから、犬も哲学者のようなのね、っていつも思ってしまうのね。
単純かしら?でも、本当に犬まで、そういう感じなの』
哲学者 + オゥシー
ソクラテス + オゥシー
そ、それは、確かに異色の組み合わせだな〜。
しかしこの哲学者のような方にも、アスリート達と合い通じるものが
ある?
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