家庭犬のくせに、そんな顔すんなっ!
『裏社会の会合』
玄関で喫煙するダンナに律儀に付き合うオイ。2人でソファに並んでしばしの時を過ごす。
ダンナとオイの公安委員会のお仕事をするのに、もう疲れたの。
家庭犬のオイと一緒に過ごす権利はダンナにもあるし、いずれにせよ、私がもう少し何とかなるまで、ダンナにも犬にも最低限の事以外は、口も手も出すまい。
しかし、その2人の巣窟に通りかかって、お目にかかったオイの顔の悲しげな事よ。
『飼い主に囲まれて、こんな悲しそうな顔をする犬って、どう思う?普通に飼われてきた犬の顔ではないよ。ソファに乗って、私に怒られるっていう板ばさみの恐怖でこうなってるとしたら、どう?』
『オイちゃん! 悲しいのか?』 ハッとするダンナ。
ダンナも理解できるほどの顔だもの。怯えというより純粋に悲しい顔に私の目には映ったのだけれど、ここは何とでも言っておけ。
ダンナが昼食は要らないと言ったので、オイと浮かれてホクホク遊びに行った。結果大失敗。全て私のフォルト。
帰宅したダンナに、今日のオイは、どうしてこんなに情緒不安定なんだ?と訊かれた。
あはは・・・。
耳の周囲の毛が伸びて、梅沢富美雄風の乱れ髪でお食事するオイ。
職人さんの出入りで騒がしいし、日光浴出来ない日が続いたので
お天気の良い今朝は、朝食もお庭で。
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