尾長鶏とオゥシーは遺伝子学上、同系だ。
しかしオゥシーの方がずっと気が小さいと専門家は言う。『日本の一番良いところ、それはドレス・コードの無いところ』
お気に入りのレストランに食事に行くのに、ダンナはお気に入りの下駄を履く。
『やめて』 と言ったら、この返事とカラ〜ン、カラ〜ン、私を馬鹿にしているのか、鳴り響くよ、下駄の音。
絶対、他人の振りして、時差を発生させて席に着きますから、先に行ってねっ!
レストランの前庭に美しい木があって、見惚れていたら、図らずも宣言通りになった。
夕闇の中で、偶然、庭の手入れをしていたマダム(そういう感じ)に声をかけられて、庭談義のとても楽しいひと時。(ダンナが、何してるんだよ?俺と同じのをオーダーしていいんだな?と大声で訊いてきた時を除く)
マダムにお薦めの園芸屋さんを紹介していただいた。
山梨の白洲、道の駅の裏。尾白川渓谷はいつかオイと絶対行きたいところなので、これは嬉しい。
もう1つは、な〜んと!ウチから歩いて5分のところだった。
早速、相棒、オイを連れて散歩がてら出かける。オイ、久々に取り出された散歩用リードを見て大興奮。迅速に『付け』に入り、門から出ても脚側位置を守り、抜かりなし。
しかし土手に向かわず、山に近づくにつれて、序所に“葛藤&混乱”が脳みそを占めているのがわかる。この山が、サル山だからかなぁ?でも今はリンゴも実っていないし、サルがいるとは思えないんだけど。
ガーデンは、この地元では考えられないお洒落。お値段も良いらしいが、確かに樹形が良いものが揃っている。欲しいノルウェー・カエデもコニファーもあった。
片隅で待たされていたオイ、フラフラと立ち上がって怒られる。奥さんに、『まぁ、凛々しい顔のワンちゃんねぇ〜』と言われるが、舌がめくりあがって、息も荒く、『か、勘弁して下さい』の情けない表情。
キミは3000里を駆け抜けて来たのか?と訊きたくなるよな疲労困憊の歩様で、一挙に老け顔になったオイと帰る。
『しっかりしろよ!元気だせよ!』 オイに気合を入れながら帰る。