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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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花火が怖い

知〜らない 町を歩いてみ〜たぁい〜

どこか 遠くにぃ 行きたぁい〜

怖くないところに行きた〜い〜

そんなオイのシミジミした歌声が聴こえます。

花火大会、勃発。隣町だったので、まったくのノーマーク。

その晩も、ケージの中で、何度も寝返りを打ったり、突然ハァハァ、ペチャペチャどこかを舐めるので、私も何度も目が覚めた。辛いだろうなぁ〜。

毎日のように雷も落ちる。

オイの疲労は日に日に募ってきて、ある夜、『このコ、生命、弱っている』と感じるまでになった。朝、ケージを開けた時点で、顔がすでに強張っているのも堪らん。

そこで。

今日は思いっきり愉しんで、夜はぐっすり寝てしまえ! 1年ぶりかな?山の川に出かけた。涼しい高原で泳いで、遊んで、ストレス・フリーになろうよ。

ところが、いつもの山の川は、あまりにも酷い状態だった。

川底に茶色の藻が発生し、白い泡が流れてくる。そこはもう、美しい川ではなくなっていた。どーして?氾濫で地形が変わったの?この場所だけ、たまたま?それとも、地球の温暖化、ここまで?

元々、『木陰で昼寝してたい』が本音だった私のテンションは、ますます下がり、それに合わせたって事もないのだろうけど、オイも生まれて初めてなくらい、静かに川遊びを愉しんだ。

匂い嗅ぐのに忙しい犬は嫌なので、お日様で温かい石の上で、“ゴロンしてなさいよ”とさせておけば、ちょっぴり困惑の顔ながら、その通りにしてる。とにかく、フリーにされて自由なのに、無駄な動きをしないというか、ゆったり行動する。


川遊びの合間を縫って、プリンセス・コートへボール遊びに向かう。

この段取りを覚えているらしく、車に大喜びで乗る。

今日は羽目外していいよ。ボールを下にして地面に体の擦り付けしても、気を悪くしないから、やってみなされ!と言うと、これが待ってました!ドスン、ドスン、地面が揺れるかと思うほど、満喫していた。

じっくり観察していたら、オイの生命に、覇気が戻ってきたのを感じる。

こんな事でねぇ〜。

ふー。








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