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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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ポストから持ってきた手紙を、のんびり庭の椅子に腰を降ろして読んでいた。
すると、ある事に気が付き、涙がジワ〜と滲んできた。

内容物に食料品な〜し!と高鼻で確認したオイが、また背中を向けて昼寝に戻ろうとして、いきなり振り返って、私を見つめ直す。その目が、まん丸。

「あんた。まさか・・・?泣いてんの?マジ?」

間違いなく、オイは私にその時こう言った。

心通わぬ私達だけれど、一緒に暮らす人と犬には、こうして種族を超えて極極、稀に「会話」は出来るものなのだと知った。

排泄に行きたいとオイが伝えてくる。あのコの目の表情と姿勢で、それは解る。これも「会話」と言えば会話なのだけれど、経験がモノを言うだけであって、先のものとは違う。
その直後にダンナに「オイ、風呂場で水飲んだぞ。喉渇いてたんだなぁ〜」などとも言われたりするので、ハズレもある。

オイの気の小ささには、他人事とは思えないほどで悲しくなる。そして私の手に負えない、bitchだと、憎らしくなることなど、しょっちゅう。

けれど、時々、犬とは思えない顔で
「しっかりしてくれないと私、堕ちるわよ。悪態を私につかせないで。お願い。しっかりして」と伝えてくる。どうやってもオイの信頼など爪の垢ほども勝ち得ていない私でありながら、オイは私にそう言う(ように思う)

「そうか、そうか。お前って、私以上に深いんだなぁ」と感謝の気持ちで、身を正す。




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