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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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可愛かったこと

冬頃、えらいボロボロだなぁ〜と思ったオイの毛並が、ここ最近とっても美しくなった。光の加減で、まるで絹のように見えるとき、これがまた芝生によく映えてウットリしてしまう。

しかし、とても太った。腰周りがどっしりさんだ。

こ、これはまた大変だぞ〜。


今日は、芝生の間に伸びてきた雑草を抜いた。

オイが小枝を爪楊枝にように咥えて、私に見せびらかしにやってきた。挑発にのってやって、小枝を取上げてから、ポンっと投げてやると、大喜びで庭を駆け巡った。興奮・ストレス発散の気が狂ったような走りになるかと思ったが、そうはならなかった。

でも際どくはあったので、遊びを終了させてから、『(私は仕事をする) お前はあっちに行け!』と命じた。オイはトコトコ離れて行き、ちょっと困った顔でこちらを見つめていた。

そして、ここがオイの図々しいところなんだけど、しらばっくれて戻って来た。なので即座に追い返した。その後は、『困ったな〜。手持無沙汰だにゃ〜』と、庭の奥で心許なげにいた。

草取りが終わって、オイに地面に置いてあった手袋を持って来いと命じた。短い距離なのに、“ジャッカルの小動物狩り”のような、地面に飛び掛るような姿勢でGET。

これ、何とかならんかいな?

(手袋、振舞わしてみろ!ただじゃ済まん!)と思ったけれど、そこはなぜか、拍子抜けするほど、真面目に、『はい、どうぞ』 サラッとごく自然に私の手に納めた。

その後、私は外出。思ったより時間がかかって、家に着いた時には、うっすらと暗くなっていて寒かった。オイは庭先で、もう落ち着きを失っていた。ここがオイの弱いところなんだけど、天候がすぐれなかったり、日が暮れだすと、外では辛くて仕方ない。私を見るなり、興奮が起こり、そのために停座させられてブルブル。目に媚。

でも今日、一番可愛かった事は、庭にいたオイが私に呼ばれて駆けてきて、チョコンと座った事。それは称呼の停座ではなくって、オイの遠慮から発生したものであった事。

『もっと来ていいよ』と言うと、私の胸にそっと寄り添って来た事。撫でられるのが嫌で仕方無かったコが、今はこうなったのだけれど、これからどんな風に変化するんだろう?



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