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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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引っ込み付かせない犬

ウォーミング・アップに呼び込みをやっていたら、グランド脇の木の下に大型犬を発見。驚き。そして飼い主を引き摺りながら、こちらに興味ありありで近づいて来た。

それに気がついたオイ、『付け!』で、コソコソと右側に停座。しかもそうやって保身を図りながら、大型犬の目視のために、ぬわんと、後ろ向きで座ってる!

大型犬は通り過ぎて行った。今までここで犬を見た事がなく、オイと私のサンクチュアリだったけれど、これからは季節的にもちょっと注意しなきゃ。


この3、40分後、帰宅。ガレージに車を停め、ケージからオイを出す。

車から降りた時は、『良し。行くよ!』と言われるまで、脚側位置に座って、アイコンタクトで待っている事が約束だ。安全保持のために、厳しく教え込んだ。

ところが、それが守れない。

なぜかと言うと、丁度、ガレージの入り口の段差になっているところに、座らなきゃいけなくなったから。偶然、その場所になっちゃったから。小さな段差であっても、嫌は嫌。

オイだって疲れておるだろうから、これ以上、スッタモンダせず、さっさと終了させてやりたい。しかし、ちっともやらないから、私も引っ込みがつかない。

『私はね・・・』 段差に平行に立ち尽したまま
『あなたが私に何をしようと、絶対、そこに座りませんよ』

自分の意志をしっかり目に浮かべている。怯えや媚、反抗ではなく、ただ純粋に“それはしない。この点は譲らない。あなたに屈しない”と目が語る。先ほどの犬や子どもに遭遇した時のようなパニックではなく、冷静な表情だ。


オイの尊厳を守ってやるべきではないか? 

慌てて打ち消す。オイには私と同じ尊い魂があるが、行動の型は動物。

やらせないわけには、いかない。

ただ座りゃぁ、いいんだよぉ〜!
泥縄だろうが、タヌキの泥舟だろうが、ちっとも構わん。何でも良いから、ただそこに座れ!
なかなか、のほほーんと暮らさせてくれない私のオイちゃん。引っ込みがつかないから、双方、傷つけあい。


5-6-4.jpg

いろいろな目をするねぇ〜、おまえ。
これはガラスの目。






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