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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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2005 10月13日 オイの手紙 2/4

ながおか っていうところに言ってきた話をするね。そこは車に乗っても遠い遠いところにあるんだよ。
朝まだ暗いのに、母さんの目覚まし時計が鳴って、途端に母さんはドタバタ。
すごい勢いであちこちを走ったり、お茶を淹れたり、顔に何か塗りつけだしたから
オイは母さんのすること、あくびしながら見ていた。

そのうち、パンを目の前にちらつかされたせいで、車のケージにポイっと入れられちゃったよ。
気がつけば狭くて退屈なケージに一人ぼっち。
仕方ないからまだ暗い道を走る車の窓から、電灯が後ろに流れて行くのをぼんやり眺めていたわ。

それから随分たって、お日様も昇って朝になったの。
『トイレよ』って母さんが降ろしてくれたから、大急ぎで草むらや林の中に飛び込んじゃった。
ところが前の日に知り合いの人からもらって食べた犬のガムのせいで下痢してて、
母さんは怒り出した。『可哀想なオイちゃん』ってキスしてくるから、もうケージに入らなくって済むかも?って期待したけど、甘かったね。

車が駐車場に入って、声が聞こえて、コーチや友達も一緒だって事がわかった。
たくさんの荷物を難民のように運ぶ母さんと歩いて、そこでまた初めて見る沢山の犬と会った。
受付してる母さんの足元でお尻の匂いも嗅がれたし、嗅ぎもしたわ。
とにかく門をくぐるまでは、人も犬もごっちゃだったのよ。

しばらくすると母さん達は忙しくテントや身の回りのものを用意しだして、その間、オイは大きな荷物に繋がれてた。ソリ犬みたいに。でも思いっきり母さんたちの目を盗んでラークとプロレスごっこを楽しんだわ。あいつは最高に面白いわ。

でも結局またオイはケージに入れられちゃったのよぉ!母さんはオイの苦手なプーちゃんのケージが横に運ばれて来た時、そっとオイのケージを移してくれたけど、でも嫌なところに変りはないわね。

それから静かな場所に散歩に出かけて、ボールで遊んだりしてたの。
ボール遊びは気休めになるわね〜。
でもオイはやっぱりひどい下痢で、母さんの顔がだんだん曇ってきた。
オイのことを心配しているのかと思ったら、ラーク母さんに、
『コース走っている時に、みんなの前でパッ!と下痢されちゃったらどうしよう?』って言ってた。
何だ〜?
それにオイはそんなのちっとも恥ずかしくないけどね。出るもんは出るときにはでるさ。

母さんはちょっと甘いおいしい水を作ってくれた。これはおいしくってゴクゴク飲んだよ。いつもこういうのをお願いしたいものね。
それからなぜか空腹過ぎるとお腹の調子が悪くなるオイのために、ごはんも半分。
母さんはそのドロドロを味見していたくらいだから、相当神経質になってたんでしょう。

それからどんなに吠えようが、しばらく母さんはケージから出してくれなかった。



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