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飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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青い稲妻

青い 稲妻が オイを責める
心 体 震わせる
げっちゅう 

やめて〜 
私達の潜在意識にますます刷り込まれちゃうわ〜


今年も花火や爆竹の音が聞こえ出した。ローカルの天気予報には雷警報が付いたままで、これじゃぁ、何の参考にもならんし、オイの耳の方がよっぽども正確。


ある晩、ダンナと玄関ポーチに座って涼んでいた時のこと。

近所で爆竹が鳴り、庭をうろついていたオイは一挙に不安定に。これはまずいと、『こっちに来ていなさい!』(私達の傍に居なさいの意)と呼びつけると、オイのヤツ、ダンナの脚の中にお尻から入って行くじゃないの。

そして大切な自分の背中とケツをダンナに守らせながら、周囲をぬかりなく警戒。

昔は、こういう状況なら、呼びつけに応じる事さえ不可能であったので、多少、こずるかろうが何だろうが、頭は少し働くようになった。ダンナが居なければ、私に同じことをするんだけれど、オイ、秒速で、より安全な選択をしたんだ。日頃、小馬鹿にしているようなオトコであっても、私よりダンナの方がマシなんだなぁ〜。
何となく苦虫潰されちゃったような、my heart。

しかし、後で、ダンナの『呼び戻し』には、オイは応じない。ましてあの状況では絶対無理で、呼び戻したのは私なんだワ、と気が付く。


さて、昨日のこと。

やっと涼しくなった夕方、いつものグランドに車を走らせていると、雷が聞こえ始めた。

車のケージの中にオイを残したまま、閃光を眺めていた。オイの表情が意外に平気なのに驚いて、『それじゃ。遊ぶ?』という事に相成り、1人と1匹、稲妻を背にしながら遊んだ。ヘソなど取られても、別にいいよ。

いつもは落雷に怯えて、ガクガク ブルブル、ヨダレ、鼻水 タラタラのコが、そこそこに遊び、意外だった。

遊び散らかせる昔と違い、今のあのコにとって、遊びの時間はとても貴重。それに、この場所では一切、厳しい系の訓練は入ってないので、楽しい場所と脳みそにインプットされているからかも。

単に雷が遠いとオイの野生が感じていただけかも知れないし、本当の事はわからないけれど、これはちょっと自信になった。

しかし、後で思うに、それじゃ、ウチの中であの怖がりぶりは、どういう事なのよ?

同じ恐怖感を意識の奥底で共感している私としては、何とかこれ、軽くしてあげたいなぁ〜と思うのだけれど。



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