スカーレット・オイのサバナ日記

オーストラリアン・シェパード - 悪行は風と共に去らず-
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負荷というもの

2008/09/20 09:11 

鼻水が止まらないだの、腰痛だの、体の調子に物言いがついているというのに、なのに、どーして、こんなにお腹が空いちゃうんだろう? 吹き出物もできた。そしてとにかく眠い。ついに歯医者の診察台でさえウトウトしそうになった。

新人の歯科衛生士さんが、所々で担当になった。
『空気、出しますね』 口の中に、エア・ホースらしきものが入る。そして何かが行なわれ、そろそろそれも終了という時、私の喉○○○、送風を受けて、振動。その瞬間、『んがぁっ〜』ものすごいイビキ音。不調な体ではあるけれど、つくづく人体って面白い。

歯医者を出ると、12時半。朝食もしっかり食べてきたのに、しかも麻酔で口が確かでないのに、もうお腹が空いて我慢出来ない。道の真ん中に崩れ落ちてしまいそうな気持ちを必死に励まし、ラーメン啜って帰る。



                         



家に着く頃は、雨がシトシト。オイは踏み台の下。

『自分で、自分の受けた怖さを消化させてね』
ドカン菓子の出現から、静かな暮らしをさせて、もう3、4日経つ。私の実力がオイをレベルアップさせれないのも事実だけれど、こういった花火なんかの影響力は、どんなに足掻いても私の及ぼすものよりずっと大きい。

そこがゴッチャゴッチャになって、一体、私のどこが?何がいけないの?自分もパニックを起した。私の知らないところで、オイは爆竹や花火の音を聴きつけている事に、思いも行かなかったのだけれど、経験が、どっしり構えるべし、と。

秋も意外に花火がよく挙がる。そしてそれに良く似た鳥脅しの爆竹も。暑さも過ぎ去ったので、オイにも少しずつ負荷を高めていくかなぁ。

以前と違い、オイは他所の人や犬に打ち勝つ必要など無いじゃんと思う。安全で平和な環境を、飼い主として一生懸命守ってあげればいい。ただそれだけでは守ってあげれない領域があるから、も少し、楽になれるような暮らしていきましょうね。負荷と言っても、そんな気持ち、後は自然にお任せする。

今日は何のお祭りなんだろう? 花火が何発も挙がっている。オイは庭で頑張っているかな?多分、朝の様子だと、ちょっと良いと思う。








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褒められたくない犬

2008/06/18 15:05 

イノシシ・ベイビー、すくすくと成長中。

なぜか「パリに住むヴェトナム人」という雰囲気。

甥っ子たちは赤ん坊の頃から、よく笑っておしゃべりだったが、イノシシ・ベイビーは愛想無しの無口。母親に鍋とお玉を与えられて、床に座ってかき回す姿は、仕事であって、おままごとにあらず。

少し前にヨチヨチ歩く姿が動画で送られてきた。さすがのイノシシ・ベイビーも必死にバランスを取って、5歩ほど歩き、ゴールの父親の胸にしなだれかかって満面の笑み。おぉ、可愛い・・・と思ったら
『でぇ〜きたぁ!すごい、すごいっ!』 イノシシの母の馬鹿でかい声が響く。


オイ。今日もスヤスヤとお昼寝中。

何事も面倒くさそうな、かったるそうな態度は直った。どうも体調が良くなかったように思う。pooが少しおかしいから。

今朝は草取り中の腕の中に、突然、顔を突っ込んできて、口元をペロンと舐めて消えて行った。一体、何の意味が?

犬と暮らすって、小さな事の積み重ねだと思う。コツコツの繰り返し。

私はオイを褒めすぎ。褒めまでいかなくても、『お前は正しいことをしているよ〜』 とすぐに伝えたくって、励ましたくって仕方ない。自分の気持ちを優先させてしまう。

『でぇ〜きたぁ〜!すごい、すごいっ!』と言われて、犬が喜ぶならば問題ないが、私の犬はそうでないので、ここはグッと堪える。

ここまでは良し。

『そうだよ。よし』 と静かに言ってみても、途端に口がパカンと開いて呼吸が荒くなる。不用な言動で犬を混乱させてはいけない。ここが私の我慢のみせどころ。

しかし、どーも失敗を繰り返しちゃうのである。

ここは気を大きく、太腹で、豪傑であるべし。


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太極拳より歌舞伎をチョイスしたオゥシー

2008/06/16 16:27 

愛犬と愉しむ太極拳。

排泄の往復に、ちょこっと入れてるだけだけれど、私の偉大なる思いつき。素晴らしい。
ハンドラーが股関節を含めた、体全体を柔軟に使うのが良い。おおらかに前向きな、“気”をまといやすいのが、更に良く、何と言っても、気の小さくって不器用なオゥシーを興奮させないところが、トドメの素晴らしさ。

後世に私とオイの名前が刻まれたら、どうしよう?
『いえ、そんな・・・偶然、やってみただけです。オゥシーを興奮させず、みなさん、
服従訓練の延長を楽しんで下さい』 
謙遜しながら、ぺランペランの靴を履いた私が、にっこり微笑む。傍らで名犬も微笑む。


あぁ、それなのに・・・・
昨日からオイのヤツ、何だか元気が無い。

一体、どーしたというの〜?


最近、グランドでする服従訓練でも、停座の時間=アイコンタクトの時間、と義務化した。自然にそうなるのを待つのでなく、積極的に教えた。

『いい?オイ。アイ・コンタクトをすれば良いことがおこるなんて、世の中にはない。アイコンタクトしていないと危ないことがあるって、知っておきなさい』

しかし、“ならば、あなたよりもより怖いモノにアイコンタクトを送ります” と、オイ。

そ、そういうわけには、いかないのよ〜!
すると、さすが、6歳にもなる、酸いも甘いも判った中年犬だねぇ〜。
顔を歌舞伎役者のように、グルッと回転させ、周囲に目配りした後で、アイコンタクトに入るの。

その間、ポーズ、流れるような動作、団十郎に見せたいようなお見事さ。必死になると、こうまでして自分を守ろうとするのねと感心さえしてしまった。

それにしても歌舞伎役者にしたくって、頑張ってるんじゃありませんからね!(でも動画にするなら、絶対、太極拳アレンジより歌舞伎の方がしっくり。これを後世に残すわけにはいかない)


6-3-2.jpg

ぽったり感が英国風でお気に入りの花瓶。
同じタイプで、ピッチャーも欲しい。

庭を少しでも“英国風”にしたいと思い、
壁にレンガを貼ったお洒落な水廻りを計画していた。
カタログを覗き込んだダンナに、
『なんで庭に便器を置くの?』 と訊かれるまでは。







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服従訓練は誰のため?

2008/04/26 11:06 

興奮を煽っちゃうと知りながら、歯肉炎対策もあってロープ遊びを庭で3,4日ほど。

翌日は、土手を少々歩いた。部活で走る坊主頭の走者(ジャージの色は青でも、青色聖火隊ではない)に、オイびびる。

その翌日は、グランドでボール遊び。

これらの最近の内容、ダンナの帰宅、私のブレ、T蔵さんの出現とヤツから受けたキスが祟ったのか、オイに嫌な呼吸が出て、目に反抗心が映り出した。警戒心もあり。

ロープ遊びの最中に、しらばっくれながら故意的に、私の手に歯を当ててる。芝生に落ちたロープを私が拾おうとする時に、ソレは起こる。

しかも私も指先を咬まれると痛いから、オイの歯に遠慮している事に気が付いた。これではいかん。女優でもピアニストでもないのよ、私!

オイは攻撃心の無い犬だ。基本的には、危険回避のためには戦うよりも、何でもします〜、従います〜のへタレ。しかし興奮すると本音が出ちゃうんだねぇ〜。遊びの中で、偶然を装い、人にわからないように保身を謀って歯を当ててるところが犬らしい。

許すわけにはいかん。

4-25-1.jpg
私、そんなビッチじゃないわ。
飼い主のつけてくる因縁に途方にくれるオイ。
春の夕べ。

『何の心配や疑いなしにお前と暮らしたいよ、わたしゃ〜』







それで昨日、服従訓練にGO!

この世界でも、まっ〜たく相変わらずのC級レベルの私達。

アイコンタクトは増えてはきたものの、飼い主が大好きで堪らず!あるいは服従心から従わずにはいられないのキビキビ系の動きでもなく、どこかの野犬が強制的に刷り込みさせられて、仕方なく従っている。そんな感じの私達。


なのに服従訓練を入れた後は、オイが急速に落ち着いてきた。

けれど服従訓練は、犬とためよりも飼い主の私のためにあるのね。

ブレを修正して帰るのは、私の方です。




4-25-3.jpg

北京オリンピックに向けて、シンクロ訓練中。




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春休みの日課

2008/03/26 17:40 

いったい、どーしたの?

曲がる角、角に立つ警官の姿。山を降りてくる途中、白バイに先導されて、パトカーらしきものも見える。

『皇室のどなた様かしら?歓迎するわよ!何なら、私のオイを見せて差しあげても、よろしくってよ』と覚悟を決めていたのに、事もあろうか白バイに『シッシ!』される。

無視して後続の車を目で追うけど、皇室のお車じゃないし、まったく雰囲気が違ったわ。(皇室警備は、礼儀正しく、若くてハンサムなお兄さんが多いと私は思う)

いったい何だったのかしらん?

さすがに1週間以上、虚弱な飼い主に付き合って、タラタラ、ダ〜ラダラ毎日を過ごしていたオイは、遊べる場所に下りた途端、poo&pee!

従うには従うけれど、まぁ〜野生帰りも甚だしいお顔じゃないの、あなた。立ち姿も美しいんだけど、それはオオカミやジャッカル系のオーラだよ。

帰り道、少年野球チーム練習中のグランドの横を通りかかる。そっか、春休みなんだよね、曜日関係ないのか、としばらくして理解。

急遽、オイと片隅をお借りする。グランドの横には保育園の駐車場があって、丁度帰宅時間になったらしく、子ども達がどんどん増えて走り回るわ、コーチの怒声は響くわで、オイ、ピンチ。それでも落ち着かない興奮の脚側が、やっと力が抜けたのになった。

あ〜りがとうございやしたぁ〜!

折角だから、ここにしばらく通って、色々やってみようかな?

『バッチ来〜いっ!』 坊主たちの声援を背中に受けて、帰宅。

200803051623000.jpg
周囲の色に溶け込みたいと思っているオイ。

新しい家族がみつかったオゥシー君。幸せになりますように。

多分、血統はとても近い。だって双子のように似た顔だもの



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プロフィール

飼い主の私 JO母

Author:飼い主の私 JO母
J.O.(ジャッカル・オイ)のサバンナ日記の続編。

舞台をアメリカ南部の小さな町サバナに移し、『フンッ!』眉毛吊り上げ活躍中の愛犬。前世は黒人の奴隷だったと思う飼い主が涙ながらに綴ります。

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