負荷というもの
鼻水が止まらないだの、腰痛だの、体の調子に物言いがついているというのに、なのに、どーして、こんなにお腹が空いちゃうんだろう? 吹き出物もできた。そしてとにかく眠い。ついに歯医者の診察台でさえウトウトしそうになった。
新人の歯科衛生士さんが、所々で担当になった。
『空気、出しますね』 口の中に、エア・ホースらしきものが入る。そして何かが行なわれ、そろそろそれも終了という時、私の喉○○○、送風を受けて、振動。その瞬間、『んがぁっ〜』ものすごいイビキ音。不調な体ではあるけれど、つくづく人体って面白い。
歯医者を出ると、12時半。朝食もしっかり食べてきたのに、しかも麻酔で口が確かでないのに、もうお腹が空いて我慢出来ない。道の真ん中に崩れ落ちてしまいそうな気持ちを必死に励まし、ラーメン啜って帰る。

家に着く頃は、雨がシトシト。オイは踏み台の下。
『自分で、自分の受けた怖さを消化させてね』
ドカン菓子の出現から、静かな暮らしをさせて、もう3、4日経つ。私の実力がオイをレベルアップさせれないのも事実だけれど、こういった花火なんかの影響力は、どんなに足掻いても私の及ぼすものよりずっと大きい。
そこがゴッチャゴッチャになって、一体、私のどこが?何がいけないの?自分もパニックを起した。私の知らないところで、オイは爆竹や花火の音を聴きつけている事に、思いも行かなかったのだけれど、経験が、どっしり構えるべし、と。
秋も意外に花火がよく挙がる。そしてそれに良く似た鳥脅しの爆竹も。暑さも過ぎ去ったので、オイにも少しずつ負荷を高めていくかなぁ。
以前と違い、オイは他所の人や犬に打ち勝つ必要など無いじゃんと思う。安全で平和な環境を、飼い主として一生懸命守ってあげればいい。ただそれだけでは守ってあげれない領域があるから、も少し、楽になれるような暮らしていきましょうね。負荷と言っても、そんな気持ち、後は自然にお任せする。
今日は何のお祭りなんだろう? 花火が何発も挙がっている。オイは庭で頑張っているかな?多分、朝の様子だと、ちょっと良いと思う。
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』 イノシシの母の馬鹿でかい声が響く。



